フェラーリから“新セグメント”の新型フル電動スポーツカー、『ルーチェ』の車名と内装デザインを発表

フェラーリ・ルーチェ
フェラーリ・ルーチェ全 20 枚

フェラーリ(Ferrari)は2月9日、「新セグメント」最初のモデル名を『ルーチェ(Luce)』と発表した。あわせてインテリアとインターフェースのデザインも公開した。フェラーリにとって新セグメントのフル電動スポーツカーだという。

【画像全20枚】

●新しい命名戦略

車名の「ルーチェ」は、イタリア語で「光」や「照らすこと」を意味する。未来に目を向けるフェラーリの姿勢を表し、フェラーリ・ラインアップにおける重要性を示す新しい命名戦略だとする。

精密に設計された機械式のボタンやメーター、トグル、スイッチ類と、多機能デジタル・ディスプレイを組み合わせたインターフェースの主要コンポーネントを示した。フェラーリは、機能的で直感的な意図疎通と刺激的なドライビング・エクスペリエンスを実現するため、あらゆる要素を徹底的に検討したとしている。

●LoveFromが全面的にコラボ

ルーチェのデザインについては、サンフランシスコの「LoveFrom(ラブフロム)」がコラボレーションした。LoveFromは、デザイナーのジョニー・アイブ氏とマーク・ニューソン氏が創設した、建築家、芸術家、エンジニア、映像作家、デザイナーなどで構成されるクリエイティブ集団だ。OpenAIとも協業している。


            フェラーリ・ルーチェ          フェラーリ・ルーチェ

●実車の発表は5月を予定

ルーチェを支える技術は、マラネッロのフェラーリ本社内にあるEビルディングで2025年10月に公開された。今回の発表はサンフランシスコで行なわれた。最後となる3回目の発表は、エクステリアの公開も含めて2026年5月にイタリアで開催される予定だ。

●インテリア主要コンポーネント

キャビン……ドライビングに貢献するフォルムのシンプル化・合理化が図られ、落ち着いた雰囲気で無駄のない広々とした環境だという。ピナクル、コントロール・パネル、センター・コンソールといった重要な要素は自己完結型。

ステアリング・ホイール……3本スポーク形状。100%再生由来のアルミニウム製だ。19個のパーツ構成で標準より約400g軽量化された。スイッチ類は2つのアナログ・コントロール・モジュールに整理されている。

ディスプレイ……ドライバー・ピナクル、コントロール・パネル、リア用コントロール・パネルの3画面構成。専用書体を開発し統一感を演出した。

インストルメント・クラスター……1950~60年代のメーターから着想を得た。視認性重視のモダンレイアウト。

ピナクル……有機ELディスプレイを搭載、透明ガラスレンズで保護。視認性を高めたグラフィックを意図した。


            フェラーリ・ルーチェ          フェラーリ・ルーチェ

マルチグラフ……特許取得ムーブメント搭載。時計、クロノグラフ、コンパス、ローンチ・コントロールに切替が可能だ。

シフト……パネルはコーニング・フュージョン5ガラス製。あわせてレーザー加工技術採用。コントロールパネルやピナクル表面にも同じ素材を使用している。

キー&キー・ドック……コーニング・フュージョン5・ガラスを使用。初の自動車用「インク」ディスプレイ採用。キー挿入時にセンターコンソールと連動して稼働する。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  2. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
  3. 三菱『パジェロ』新型のデザインはこうなる! 公式発表は2026年秋予定
  4. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
  5. 初代ホンダ NSXベースのスーパーカー『Tensei(転生)』、北米販売体制が決定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
  2. 「容赦なきエルグランド包囲網」トヨタの高級ミニバン『アルファード』改良発表にSNS注目! 価格も争点に
  3. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
  4. 自動車業界の現場が直面しているサイバーセキュリティの課題と実態【自動車セキュリティ解説 第1回】
  5. GaNで車載オーディオが変わる? 次世代D級アンプが示した高音質化の可能性
ランキングをもっと見る