リテルヒューズ、EV・HV向け新型車載用電流センサー6種を発売…ASIL-C対応で安全性向上

リテルヒューズの「新型車載用電流センサー」
リテルヒューズの「新型車載用電流センサー」全 1 枚

米国リテルヒューズの日本法人のLittelfuseジャパンは、電気自動車とハイブリッド車の性能、効率性、装備の安全性強化のために設計された新型車載用電流センサー6種を発売すると発表した。

新製品は、バッテリー管理、モーター制御、パイロヒューズ安全システム全体にわたって正確な絶縁電流測定を可能にする。オープンループホール効果技術を採用し、バスバー実装型のコンパクトなフォームファクターで信頼性の高い性能を発揮する。

出力形式はアナログ電圧とデジタル(CAN/LIN)通信に対応しており、既存のEVアーキテクチャとの柔軟な統合が可能だ。

製品ラインナップは3種類に分かれる。バッテリー管理センサー「CH1B02xB」「CH1B032B」「CH1B040B」は、BMS、DCリンク、HVジャンクションボックス向けに最大±1500Aの高精度アナログまたはCANベースの電流測定を提供する。

モーター制御センサー「CH1B02xM」「CH1P01xM」は、最大±1500A(CH1P01xMは±900A)の小型、低ノイズ、レシオメトリックアナログデバイスで、高速スイッチングインバータアプリケーションをサポートする。

パイロヒューズトリガーモジュール「CH1B050P」は、インテリジェントかつ高速応答の設計により、数マイクロ秒以内にパイロヒューズを直接トリガーする。これは従来型アーキテクチャの3倍以上の速度だ。

主な特長として、公称電流範囲を最大±1500Aまで拡張することで、クラス最高の総合的な誤差性能と最小の熱ドリフトを実現している。CAN2.0B通信機能搭載モデルは、AUTOSAR E2E Profile1A診断とASIL-C対応の電流測定機能を搭載し、バッテリー制御ユニットやディスコネクトユニットといった特に安全性が求められるシステムへの統合を可能にした。

アプリケーションとしては、バッテリー管理システム(BMS)、モーターインバータ、HVジャンクションボックス、パワーリレーアセンブリ、スタータージェネレーター、DC/DC・AC/DCコンバータ、パイロヒューズおよびバッテリー切断モジュールなどが想定されている。

リテルヒューズの電流センサーは、ヒューズ、コンタクタ、サイリスタ、TVSダイオードといった高電圧回路保護製品や電力制御コンポーネント製品群を補完する製品で、電気自動車やハイブリッド車の設計に包括的なシステムレベルのソリューションを実現する。

《森脇稔》

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