ボルグワーナーは2月11日、同社のバッテリー管理システム(BMS)が世界的な自動車メーカーとの量産プログラム拡大に選定されたと発表した。
ボルグワーナーは2023年から同顧客にBMSを供給している。今回の拡大により、2029年からBセグメントおよびCセグメントの乗用車、さらに小型商用車の電気自動車(BEV)およびプラグインハイブリッド車(PHEV)向けに供給を開始する。
ボルグワーナーのBMSは、中央のバッテリー監視ユニット(BMU)とバッテリーモジュールに配置されたセル監視ユニット(CMU)で構成されるモジュラーシステムだ。充電レベル、バッテリーの健全性、温度を監視し、セル電圧を測定、パッシブセルバランシングを実行することで性能を最適化し、長期的な耐久性をサポートする。
システムは高速直流(DC)充電通信に対応し、自動車安全完全性レベルD(ASIL D)の機能安全目標を満たすよう設計された制御機能と診断機能を内蔵している。スケーラブルなアーキテクチャにより、幅広いBEVおよびPHEVバッテリーパック設計に対応でき、最大800Vまでの動作が可能だ。コンパクトなモジュールレベルユニットは柔軟なパッケージングオプションを可能にし、エレクトロニクスプラットフォームは将来の機能をサポートするようアップグレードできる。
数十年にわたる世界的な自動車用エレクトロニクスの経験を基盤に、今回の拡大プログラムは量産で検証済みの設計を採用している。これにより、顧客は確立された機能と実績のあるサプライチェーンを活用しながら、電動車両のラインナップを拡大できる。




