米シンガー、ポルシェ911カレラ カブリオレの最新作発表…コスワースチューンで420馬力

Porsche 911 Carrera Cabriolet Reimagined by Singer
Porsche 911 Carrera Cabriolet Reimagined by Singer全 8 枚

米カリフォルニアに本拠を置くシンガー・ヴィークル・デザインは2月13日、最新サービス「Porsche 911 Carrera Cabriolet Reimagined by Singer」を発表した。

【画像】Porsche 911 Carrera Cabriolet Reimagined by Singer

コーンズ・モーターズは、シンガーの日本におけるパートナーとして情報発信と購入・サービス・メンテナンスをサポートしている。

シンガーの最新サービスは、コスワースのエンジニアリング協力を得て開発した最高出力420馬力の自然吸気水平対向6気筒エンジンを搭載。1980年代の希少なワイドボディ仕様『911カレラ カブリオレ』に着想を得て、高次元の走行性能とオープンルーフならではの開放感を追求した。

Type 964のエンジンをベースに生まれ変わったフラットシックスは、4.0リットル、4バルブシリンダー、可変バルブタイミング、水冷シリンダーヘッド、空冷シリンダー、電動ファンを装備。エンジンは8000rpmを超える回転数を誇り、ドライバーにその領域を探求してもらうため、最適化された6速マニュアルギアボックスが後輪にパワーを伝達する。新開発のチタンエキゾーストシステムは、フラットシックスとその名高いサウンドトラックに新たな鼓動を与える。

新開発の軽量「Zパターン」折りたたみ式ルーフ機構により、滑らかで容易な操作と、ルーフの開閉ともに洗練されたシルエットを実現。オリジナルのType 964モノコックを中心にレストアを施し、シャシー強化とカーボンファイバー製ボディワークを採用した。

1980年代のターボルックにインスピレーションを得たカーボンファイバー製カブリオレのボディスタイルは、ワイドなフロントおよびリアボディを特徴としている。ディープフロントスポイラーは車両前部における冷却とエアフローを最適化し、リアフェンダーのリーディングエッジにあるインテークは冷却空気をエンジンコンパートメントへ導く。

当時の911カレラ カブリオレは、有名なホエールテール・リアウィングの有無を選択でき、シンガーのレストアサービスも同様の選択肢を用意した。固定式ウィングまたは速度作動式ウィングは、高速走行時の安定性のため、車両後部を流れるエアフローを管理する。

ボッシュと共同開発した最新世代のABS、トラクションコントロール、エレクトロニックスタビリティコントロールに加え、選択可能なドライブモード、マニュアル6速ギアボックス、後輪駆動、電子制御ダンピング機能を備えた4ウェイリモート調整式ダンパーを組み合わせた。

DLSサービスを通じて開発されたカーボンセラミックブレーキは、18インチのセンターロックホイールの内側に装備でき、強力な制動力を発揮する。ドライバーは、路面状況と自身の技量に応じて、トラクションコントロールとエレクトロニックスタビリティコントロールの介入レベルを調整するため、5つのドライブモード(ロード、スポーツ、トラック、オフロード、ウェザー)から選択できる。

シンガーのレストアおよび改造サービスにより、顧客はビスポークのペイント、レザー、および素材の仕上げを通じて、個人の嗜好に合わせて車両の内装をパーソナライズできる。軽量のスポーツシートまたはトラックシートをリクエストでき、レイズドギアシフターメカニズムと組み合わせることで、良好な運転姿勢を提供する。

ドライバーの正面には、おなじみの911のメーターレイアウトがリイマジンされ、手作りのゲージが高級時計の基準をキャビンにもたらす。テクノロジーは控えめに組み込まれており、目立たないナビゲーションと電話接続を可能にしている。

シンガーによってリイマジンされたポルシェ911 カレラ カブリオレは、75台の限定生産。各レストアは唯一無二で、すべてのオーナーは、自身の911をパーソナライズするためシンガーと協力するプロセスの一環として、個人の嗜好とビスポークエンジニアリングをオーダーできる。シンガーのレストアサービスの価格は、各車両のオーナーがリクエストされた仕様によって異なる。

《森脇稔》

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