豊田合成は2月16日、西溝口工場で廃棄物削減目標を前倒しで達成したと発表した。2012年度比で97%の削減を実現し、年間43.3トンから1.3トンへと大幅に減少させた。
同社は2016年に長期環境目標「TG2050環境チャレンジ」を策定し、2050年を見据えた環境保全活動を推進している。今回の成果は、事業活動における廃棄物を2050年までに極小化するという目標に向けた重要な一歩となる。
西溝口工場では、金型や設備の設計・製造を行っており、金型の切削加工時などに含水廃油が発生していた。この含水廃油はそのままでは再利用が難しく、産業廃棄物として処理されていた。
同社は独自に改良した蒸発式濃縮装置を導入し、含水廃油から水を蒸発させて油分を濃縮することで、油分を資源として有効活用できるようにした。この取り組みにより、大幅な廃棄物削減を実現した。
今後は他の拠点でもゴムやプラスチックのリサイクルなど、廃棄物の低減を加速させる方針だ。さらに、金型製造を行う仕入先にも蒸発式濃縮装置を展開するなど、サプライチェーンを含めた環境活動を推進し、地球環境の保全に貢献していく考えだ。




