首都高速の代々木入口、自動運転車の合流支援の実証実験へ…三菱重工機械システムが参画

首都高速の代々木入口
首都高速の代々木入口全 1 枚

三菱重工グループの三菱重工機械システム(MHI-MS)は2月18日、首都高速道路と自動運転車向け合流支援の実証実験に関する共同研究契約を締結したと発表した。

本共同研究は、自動運転の普及を見据え、交通量が多く合流区間が短いという首都高速ならではの厳しい交通環境において、自動運転車の合流支援に関する実証実験を実施し、自動運転の社会実装に向けたインフラ支援技術の開発を加速させることを目的としている。

首都高速は本共同研究の参加者を公募し、審査の結果、MHI-MSは新東名高速道路における合流支援情報提供システムの納入実績が高く評価され、契約締結に至った。

実証実験は2026年9月から11月頃に高速4号新宿線上り代々木入口の合流部付近で予定しており、今後、自動車メーカーなど他の共同研究参加者と協力しながら調整・準備を進めていく。

実証実験の場所は、合流区間が短い、カーブが連続している、合流車線と本線に高低差があるなど、センシングの観点から難易度が高いとされている。MHI-MSは、新東名高速道路向けに開発した技術・知見を最大限に生かし、この難所においても安全で円滑な自動運転車の合流を実現できるように取り組んでいく。

MHI-MSは、国内外に納入した料金収受・ETCシステムで培ったセンシング・通信技術を自動運転支援インフラに適用できると考えている。

MHI-MSは、CASE技術を駆使した各種サービスが道路交通に広がるなか、センサーなど車両本体の機能だけでなく、道路から車両への情報提供というインフラ側の支援により、安全で利便性の高い次世代モビリティの構築に貢献していく。また、新東名高速道路に続き、首都高速でも合流支援技術の実証実験に参画し、幅広い道路事業者に向けて自社技術の展開を加速させていく。

《森脇稔》

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