テンフィールズファクトリーが展開するEV急速充電器「FLASH」が、東京都武蔵村山市の市役所と市民総合センターの2拠点に導入され、順次稼働を開始した。
市役所では2月18日午前9時から稼働を開始し、市民総合センターでも近日中に稼働予定だ。本導入により、来庁者への利便性向上を図るとともに、武蔵村山市が推進するカーボンニュートラルの実現に向けたインフラ整備に貢献する。
「FLASH」は高出力で短時間充電を可能にする急速充電器だ。今回設置するモデルは、日本国内で流通するほぼすべてのEV充電を可能とする、CHAdeMO規格とテスラ規格(NACS)の2つの充電規格をカバーしている。アダプター不要で充電できるため、利便性が高くスムーズな充電体験を提供する。
最大出力240kWの急速充電器を導入することで、従来の低出力充電器に比べて大幅な充電時間の短縮を実現した。充電料金は44円/kWhで、クレジットカードや各種QRコード決済が利用できる。
非会員制(会員登録不要)の採用により、アプリ登録の手間なく、普段EVを利用しない観光客でも手軽に利用が可能だ。
「FLASH」はOTA(Over-the-Air)システムを導入しており、遠隔操作による価格改定や無料開放が可能だ。これにより、災害発生時には即時に充電料金を無料化し、被災地の電力支援を行うことができる。
過去にも愛媛県今治市や岡山県岡山市の山林火災を受け、EV急速充電器FLASHを無料開放することで支援してきた。
近年、日本各地で自然災害が多発し、電力供給が途絶えるケースが増えている。EVは、車両に蓄えた電力を家庭や施設へ供給できる「移動可能な電源」としての役割を担い、災害時のライフラインの確保に貢献できる。
EVには「V2H(Vehicle to Home)」という技術があり、車に蓄えた電力を家庭に供給することで、停電時でも最低限の生活を維持することが可能だ。
テンフィールズファクトリーは、EV充電インフラ「FLASH」および再生可能エネルギー関連事業を軸に、全国の自治体・企業・地域とともに持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っている。「FLASH」は、ユーザー利便性と高度な運用性を兼ね備えた次世代型EV急速充電インフラとして、全国で導入が進んでいる。




