ラストワンマイル協同組合と近畿配送サービスは、相互配送委託契約を締結したと発表した。
3月1日から、関東エリアと関西エリアを結ぶEC宅配便の配送コスト削減およびリードタイムの最適化を実現し、EC事業者向けに格安かつ安定した配送サービスの提供を開始する。
近年、EC市場の拡大に伴い、長距離配送におけるコスト上昇や人手不足が大きな課題となっている。特に関東・関西間の幹線輸送およびラストワンマイル配送において、効率化とコスト削減の両立が求められていた。
ラストワンマイル協同組合は関東圏を中心に地域密着型の配送網を構築しており、近畿配送サービスは関西圏において高品質かつ柔軟な配送体制を強みとしている。両社のネットワークを連携させることで、単独では実現が難しかったスケールメリットを活かした格安配送を可能にした。
契約の概要は、関東圏発から関西圏着のEC配送を近畿配送サービスが担当し、関西圏発から関東圏着のEC配送をラストワンマイル協同組合が担当する。幹線輸送とラストワンマイル配送の役割分担を最適化し、中小EC事業者でも利用しやすい価格帯の配送サービスを実現する。
本取り組みにより、配送品質を維持しながら、従来比で大幅な配送コスト削減を見込んでいる。EC事業者への価値として、関東・関西間の宅配送料を格安で提供し、最大20~30%の削減を想定している。また、配送品質を維持しつつコスト削減を実現し、繁忙期の配送キャパシティを確保する。1日あたり最大1500個以上の荷物を安定輸送できる体制を構築する。
両社は今後、対象エリアやサービスの拡充を進め、持続可能なEC物流インフラの構築を目指す。




