プロロジスは2月19日、茨城県古河市において、HAZMAT倉庫10棟からなる物流施設「プロロジスパーク古河7」の竣工式を執り行ったと発表した。
同施設は、プロロジスが開発を進める「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」(総敷地面積約17万7000平方メートル)のエリア内に開発された施設。フェーズ2には、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク古河4」が稼働しているほか、2024年にHAZMAT倉庫8棟からなる「プロロジスパーク古河6」が竣工。今回の「プロロジスパーク古河7」の竣工により、同エリアのHAZMAT倉庫は19棟となった。物流不動産プロバイダーが、複数棟からなるマルチテナント型のHAZMAT倉庫群を開発するのは珍しい試みという。
プロロジス古河プロジェクトでは、先行開発したフェーズ1において10棟がすでに稼働している。フェーズ1・2を通じたHAZMAT倉庫の合計は29棟となり、本エリアは国内最大級のHAZMAT倉庫群となる。
開発の背景として、HAZMAT倉庫の供給不足に加えて、ドライ倉庫(普通品を保管する常温倉庫)とHAZMAT倉庫の一体運用ニーズが高いことがあげられる。危険品に該当する商品は年々増加しており、危険品を扱う企業の法令順守意識も高まっている。賃貸型HAZMAT倉庫のニーズ増加に対して、供給が追いついていないのが現状。特に、効率的な運用が可能となるドライ倉庫とHAZMAT倉庫が近接した物流拠点はさらに供給不足であり、希少性の高い存在となっている。
2024年9月には、丸和運輸機関とプロロジスが、「プロロジスパーク古河4」の一部と「プロロジスパーク古河6」全棟について賃貸契約を締結した。「プロロジスパーク古河7」および「プロロジスパーク古河4」の残区画について、引き続き入居企業を募集している。
「プロロジスパーク古河6」および「プロロジスパーク古河7」のHAZMAT倉庫群では、古河藩主・土井利位が著した「雪華図説」の雪の結晶に着想を得た六角形のデザインを外観に採用している。「雪華図説」は、日本で初めて雪の結晶を観察した図鑑として知られている。配置位置については、実際の運用を想定したシミュレーションを何度も重ね、最適な位置が決定された。
開発地は、関東地方のほぼ中央に位置する北利根工業団地内に立地し、国道・高速道路を利用して、東西南北の主要都市・港・空港まで約1時間で到達可能。圏央道「五霞IC」および「境古河IC」からは約10分で、関東全域のみならず、東北方面や関西方面へのアクセスも良好だ。さらに、自動車で30分圏内にはJR宇都宮線沿線の住宅地があるなど、雇用にも有利な地域といえる。
「プロロジスパーク古河7」は、約6800坪(約2万2500平方メートル)の敷地に、HAZMAT倉庫10棟や管理棟からなる延床面積約3500坪(約1万1800平方メートル)の物流施設として開発された。HAZMAT倉庫の開発・運営に約15年のノウハウがあるプロロジスは、さまざまな方法で危険品保管ニーズに対応してきた実績があり、「プロロジスパーク古河7」の開発により、多様な業種・用途の物流需要に応える。




