アウディ『RS 5』新型、510馬力のPHEVに…世界初の電気機械式トルクベクタリング採用

アウディRS 5 新型
アウディRS 5 新型全 22 枚

アウディは2月19日、『A5』シリーズの高性能モデル、『RS 5』の新型を欧州で発表した。アウディスポーツにとって初となるハイパフォーマンスなプラグインハイブリッドモデル(PHEV)となる。

【画像】アウディRS5 新型

ワインディングロードを切り裂く走りから、高速道路でのロングドライブ、さらには電動走行による市街地での走りまで、アウディRS 5はあらゆる状況に俊敏さと感動的な正確さで応える、とアウディはアピールする。日常のパートナーとしての快適性から、本格的なパフォーマンスまで、極めて幅広いドライビングダイナミクスをカバーしている。

アウディスポーツとして初めて採用したパワートレインは、375kW(510馬力)を発生する2.9リットルV6ツインターボエンジンと、130kWの電動モーターを組み合わせている。

アウディRS 5 のPHEVパワートレインアウディRS 5 のPHEVパワートレイン

これらに加え、ツインバルブ式ショックアブソーバーを備えた専用のRSスポーツサスペンションと、ダイナミックトルクコントロールを搭載した全く新しいクワトロドライブトレインを採用。量産モデルとしては世界初となるリアにおける電気機械式トルクベクタリングを実現している。

新しいセンターディファレンシャルはプリロードを備え、常に部分的にロックされた状態を維持して前後方向のトルク配分を制御する。リアの横方向のトルク配分は、新開発のディファレンシャルによって行われ、ミリ秒単位で左右のホイール間のトルク配分を切り替えることが可能だ。

その結果、卓越した俊敏性、安定感、そして余裕のあるドライビングエクスペリエンスを実現している。

アウディRS 5 セダン新型アウディRS 5 セダン新型

この高性能なプラグインハイブリッドモデルは、モジュラー式電動パワートレインにダイナミックトルクコントロール付きクワトロを採用した、初めての量産RSモデルだ。

その中核を成すのは、改良された2.9リットルV6ツインターボエンジン、130kWを発生する電動モーター、ハイブリッド化された8速トランスミッション、そして世界初の量産モデル搭載となる電気機械式トルクベクタリングシステムを備えた新開発のリアトランスアクスルだ。

アクチュエーター、オーバードライブギア、ディファレンシャルが連携し、走行状況に応じてリアホイール間のトルクを極めて高い自由度でインテリジェントに切り替えていく。制御ユニットは、リアホイール間の最適なトルク配分を5ミリ秒ごと、200Hzの頻度で演算を繰り返し、トルクベクタリングシステムがそれを即座にかつ正確に実行する。

アウディRS 5 セダン新型アウディRS 5 セダン新型

新型RS 5のドライビングキャラクターは、すべてのサスペンションコンポーネントの正確な連携によるものだ。

主な特徴は、RS専用に最適に設計されたフロントおよびリアアクスル、革新的なツインバルブ式ショックアブソーバーを備えたRSスポーツサスペンション、RSチューニングされたステアリング、専用開発タイヤを装着した大径20インチおよび21インチホイール、そしてパワフルなスチールまたはセラミックブレーキだ。

ツインバルブテクノロジーによりショックアブソーバーはピッチングやロールを大幅に低減し、路面状況の変化に対してダンパーが迅速に反応することで、快適な乗り心地と、極めてスポーティなドライビングエクスペリエンスを両立している。

アウディRS 5 アバント新型アウディRS 5 アバント新型

新型RS 5は、公道でモータースポーツレベルのパフォーマンスを発揮する。ベースモデルのアウディA5より前後約9cm幅が広がり、張り出したフェンダーによって力強いスタンスを実現している。

フロントデザインはハニカムグリルを備えた立体的なシングルフレームと気流をコントロールするエアカーテンが特徴で、リアはエアロダイナミックディフューザーとRSスポーツエキゾーストシステムのマット仕上げのオーバルテールパイプが、スポーティさを演出している。

昼夜を問わず、ダークなマトリクスLEDヘッドライトと、チェッカーフラッグデザインを施したデジタルデイタイムランニングライトが、このモデルの精悍な佇まいをいっそう際立たせる。

アウディRS 5 セダン新型アウディRS 5 セダン新型

新型アウディRS 5アバントおよびアウディRS 5セダンに用意されるオプションのアウディスポーツパッケージは、スポーティさをさらに際立たせる。

専用デザインのダイナミックなフロントおよびリアバンパー、マットアクセントが施されたツートーンのダイヤモンドカット・ファントムブラック21インチホイールなど、エクスクルーシブな要素を追加する。

RSスポーツエキゾーストシステムと、285km/hへと引き上げられた最高速度が、さらなるパフォーマンスを実現する。インテリアには、サーペンタイングリーンとブラスのコントラストステッチが初めて採用されている。

本パッケージではまた、ベッドフォードグリーンメタリックを含む幅広いカスタマイズオプションを提供する。ブロンズカラーキャリパーを備えたRSセラミックブレーキと、カーボン製のカモフラージュエレメントがルックスを完成させる。

アウディRS 5 アバント新型アウディRS 5 アバント新型

新しいアウディドライビング エクスペリエンス機能を標準装備。これにより走行したルートの詳細な分析を、14.5インチのMMIタッチディスプレイ上に表示することができる。さらにサーキットでは、セクタータイムの分析と保存が可能だ。RSトルクリアのドライブセレクトモード使用時には、達成したドリフトアングルなどの数値データも表示される。

ドイツ・ネッカーズルムで生産され、欧州向けの受注は2026年第1四半期に開始、納車は2026年夏を予定している。

《森脇稔》

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