塗料販売店ネットワークが独自展開するガラスコーティング剤「CQクオリティークオーツ」とは? 廣川代表に聞く…IAAE 2026

塗料販売店ネットワークが独自展開するガラスコーティング剤「CQクオリティークオーツ」とは? 廣川代表にこだわりを聞く…IAAE 2026
塗料販売店ネットワークが独自展開するガラスコーティング剤「CQクオリティークオーツ」とは? 廣川代表にこだわりを聞く…IAAE 2026全 5 枚

自動車アフターマーケット市場では、ボディコーティング施工の需要が年々高まっている。

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新車販売時の付帯サービスとして定着しただけでなく、車両の平均使用年数の長期化や、カーオーナーの美観維持に対する意識の向上を背景に、既販車への施工ニーズも拡大。それに呼応するように市場には数多くのボディコーティング剤が溢れており、その特徴や特性は実に様々だ。

2026年2月12日~14日に東京ビッグサイトで開催された「第23回 国際オートアフターマーケットEXPO 2026(IAAE 2026)」では、368の出展者のうち75社を超える事業者が、洗車関連やボディコーティング剤、プロテクションフィルム(PPF)など幅広いカーディテイリング関連商材を訴求。美観維持からボディ保護まで、多種多様な商材がアピールされていた。

その中で当編集部が着目したのは、自動車補修用塗料専門の塗料販売店である株式会社ネットワーク(新潟県長岡市/廣川寿明代表取締役社長)の出展ブースで訴求されていたガラスコーティング剤「CQ クオリティークオーツ」シリーズだ。塗料販売店が提供するボディコーティング剤にはどのようなこだわりがあるのか、廣川寿明代表取締役社長に話を聞いた。

塗装や塗料を熟知した開発体制

株式会社ネットワークは、化学メーカーと共同開発した「CQ クオリティークオーツ」シリーズの販売を2017年ごろから開始。IAAE 2026では、シリーズ最新のハイエンドモデル『CQ クオリティークオーツ HYBRID F+S』を中心に多彩なラインナップを展示した。

廣川代表は、自動車補修用塗料専門の塗料販売店がボディコーティング剤を開発・販売する意義を、次のように語る。

「自動車補修用塗料販売のプロとして、塗装や塗料の構造や特性を知り尽くしていることが、当社の強みです。その知見をベースに施工現場の皆様の声を吸い上げ、化学メーカーと共同で開発を行っています。

最新製品(HYBRID F+S)は有機ポリシラザン5%とフッ素樹脂を結合させたハイブリッド型で、ボディ素材を選ばず、樹脂パーツやヘッドライト、アルミホイールまでオールラウンドに施工でき、高い撥水性・滑水性・光沢性を実現しています。硬化後はアルカリ性や酸性系洗剤にも対応しています」

同製品は、フッ素樹脂の進化により防汚性が向上。軽度な汚れは水洗いだけで除去できるメンテナンス性の高さも特徴となっている。また、公的機関によるJIS規格に基づいた耐久試験を実施し、エビデンスを重視する輸入車ディーラーをはじめ、整備工場や鈑金塗装工場、カーディテイリングプロショップから厚い信頼を得ているという。


現場の実用性と安全性を両立

施工者視点での工夫について尋ねると、廣川代表は「作業環境への適応」と「安全性」を挙げた。

「日本には四季があり、気温が作業性に直結します。特に夏場の高温下でも拭き上げが困難にならないよう、溶剤の配合で乾燥速度を最適化し、施工者の負担を軽減する設計にしています」とコメント。

また、安全面についても厳しい基準を設けている。廣川代表は「SDS(安全データシート)を完備し、人体や環境に悪影響を及ぼす特定のフッ素化合物は一切使用していません。国内基準をクリアするのは当然のこと。自動車補修用の塗料販売を主力とする以上、原材料やエビデンスが不明確なものは取り扱えない」と断言。コンプライアンスを徹底する姿勢に、塗料のプロとしての自負が滲む。


無色透明な防錆コーティング剤「NWX-25」

ブースで訴求されていた「CQクオリティークオーツ」シリーズ製品の中で、特に気になったのは防錆コーティング剤『NWX-25』だった。

防錆剤といえば黒色が一般的だが、同製品は無色透明のコーティング剤であり、ガラス骨格を持つ有機ポリシラザンに樹脂を添加して硬化膜を厚くすることで、高い防食機能を備えつつボディ本来のカラーや質感を維持したまま防錆対策が可能とのこと。低粘性のため、刷毛・ローラー・スプレーなど様々な塗布方法に対応。施工直後から耐油性と防汚性能を発揮するが、完全硬化には7日間を要する。販売価格は1本(100ml)16,000円となっている。




部品商や商社、塗料販売店などを通じたB to B展開を主軸とする株式会社ネットワークにとって、IAAE 2026への出展に限らず、全国各地で開催されている自動車アフターマーケット事業者向けの展示会に出展することで、既存顧客からのフィードバックを得ると同時に、新規ユーザーへアプローチする貴重な場になっているようだ。

IAAE 2026の会期中、同社のボディコーティング剤が日本製(Made in Japan)で高品質な点に注目した海外サプライヤーからの相談も寄せられたという。今回、廣川代表に話を聞いたことで、自動車補修用塗料専門の塗料販売店が提供するオリジナルのボディコーティング剤には信頼性があり、日本だけでなくグローバル市場でも広く採用されていく可能性があるように感じた。

塗料販売店ネットワークが独自展開するガラスコーティング剤「CQクオリティークオーツ」とは? 廣川代表にこだわりを聞く…IAAE 2026

《カーケアプラス編集部@金武あずみ》

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