三菱ケミカルは、KCJ GROUPが運営する子ども向け教育サービス「キッザニア オンラインカレッジ」において、新コンテンツ「化学メーカーの仕事~化学の力で素材をつくる~」を開始した。
本コンテンツでは、化学素材の基礎知識を学ぶとともに、「動画」や「トレーニング」を通じて、開発・製造に関わるプロの視点に触れ、素材開発のプロセスを追体験することができる。子どもたちは、研究開発された化学素材が製品として形になり、暮らしをより快適にしていく様子を、楽しみながら学ぶことができる。さらに、現場で働く研究者に直接質問ができる「ワークショップ」の開催も予定している。
近年、子どもたちの「理科離れ」や理工学系への進学率減少が社会課題となっている。文部科学省の調査によると、「理科の勉強が好き」と回答した小学生は約8割に上る一方、中学生では約6割に留まり、他の教科と比較しても意欲の低下が顕著に表れている。こうした背景から、子どもたちが自ら興味・関心を持って取り組む「探究的な学び」の重要性が一層高まっている。
子どもたちは「動画」「トレーニング」「ワークショップ」の3つのステップを通じて、身近な生活の中に隠れた"素材の力"に気づき、「化学メーカー」の仕事について楽しみながら学ぶことができる。
トレーニングでは、化学素材研究者になりきって、困りごとを化学素材の開発によって解決し、開発された化学素材が使われた製品がどのように暮らしを便利にするかを体験できる。「研修」パートで、イージーピール樹脂、食用乳化剤、光学用透明粘着シート、ガスバリア性樹脂の4種類の化学素材について、それぞれの素材の特性や使われ方を知った後、「実習」パートで目的にあった調合の調整をする。
ワークショップは申込制で、オンラインワークショップを通じて研究者(仮)と一緒に学ぶことができる。
三菱ケミカルは1933年の創業以来、基礎化学品から機能商品に至るまで、さまざまな素材を提供する総合化学メーカーである。モビリティ、半導体・通信、食、メディカル、インフラなど幅広い分野でグローバルに事業を展開している。
「キッザニア オンラインカレッジ」は、KCJ GROUPが2022年11月8日から無料で提供している子ども向けのオンラインサービスである。これまでスマートフォンアプリとして提供してきたが、2026年4月からはWeb版を本格展開し、スマートフォンやタブレット、PCの他に、公立の小中学校で子どもたちが学校から貸与されている端末でも利用することが可能となる。




