自動車部品大手のヴァレオグループは、2025年度(2025年12月期)の通期決算を発表した。
売上高は209億ユーロで、既存事業ベースで0.5%増となった。強固な商業的モメンタムにより、年間受注額は246億ユーロと前年比38%増加し、下半期は47%増を記録した。2億2500万ドル規模の初のバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)契約を獲得したことも成果の一つだ。
営業利益はさらなる改善を見せ、前年比0.4ポイント増の9億7700万ユーロで売上高の4.7%となり、目標を達成した。
キャッシュ創出においても期待通りの決定的な転換を確認した。一時的な事業再構築費用を除くフリーキャッシュフローが過去最高の7億5600万ユーロに達した一方で、運転資本需要は3億100万ユーロ増加した。一時的な事業再構築費用参入後のフリーキャッシュフローは5億8900万ユーロ、純金利支払い後のフリーキャッシュフローは3億7100万ユーロとなり、目標を達成している。
純利益は23%増の2億ユーロ。純負債は40億2200万ユーロで、レバレッジ比率は1.3倍となった。これには2億6300万ユーロの為替差損を含んでいる。
5月21日の株主総会において、1株当たり0.44ユーロの配当を提案する予定だ。
2026年については、「Elevate 2028」で設定した軌道に沿って、依然として厳しい環境下で収益性とキャッシュ創出のさらなる向上を目指す。グループは以下の目標を設定した。売上高は200億から210億ユーロで、OEM売上の実質成長率は横ばいと想定。営業利益率は売上高の4.7%から5.3%。フリーキャッシュフロー(純金利支払い後)は4億ユーロ超を見込んでいる。




