福井県あわら市は、狭い生活道路でも迅速に走行できる「バンタイプ車両一体型給水車」を導入した。同タイプの給水車導入は北陸で初めてとなる。
2024年能登半島地震の経験を踏まえ、災害時の飲料水・生活用水の確保体制を見直し、市民の安全を守るための防災力強化を進めている。
本給水車は、普通自動車第一種免許で運転でき、トラック型に比べて小回りが利くため、住宅密集地などアクセスが難しい地域でも、より迅速な給水活動が可能となる。
能登半島地震において、断水の長期化や道路寸断が発生し、迅速な給水活動の重要性が改めて認識された。特に、市街地の細い道路では、トラック型給水車は入りづらいため、より小回りが利く車両が求められていた。
これらの課題を解決するため、全国的にも導入事例が少ないバンタイプ車両一体型給水車を配備した。日産『キャラバン』がベース。
車両の寸法は全長5080mm、全幅1710mm、全高2280mm。車型はバン(箱型)で、四輪駆動、AT変速機を搭載している。車両総重量は3500kg未満で、普通自動車第一種運転免許に対応する。
タンク容量は1000リットル。契約金額は1929万4000円で、うち国費が2分の1となっている。
主な活用用途は、災害発生時の飲料水・生活用水の供給、指定避難所等への迅速な給水支援、防災訓練や地域イベントへの出動、市民の防災意識向上への活用となる。




