ホンダ『XL750トランザルプ』にも「Eクラッチ」搭載、4月23日発売へ…価格は143万円

ホンダ XL750 トランザルプ
ホンダ XL750 トランザルプ全 2 枚

ホンダは、アドベンチャースタイルの大型スポーツモデル『XL750トランザルプ』に、「Honda E-Clutch」(Eクラッチ)を搭載し、カラーリングを変更した「XL750トランザルプ E-Clutch」を4月23日に発売する。価格は143万円だ。

【画像】ホンダ XL750 トランザルプ

今回、ライダーのスロットル操作を電気信号に変換し、スロットルバルブの開閉を制御するスロットルバイワイヤシステム(TBW)採用モデルに、クラッチコントロールを自動制御するHonda E-Clutchを初めて組み合わせて搭載した。TBWとHonda E-Clutchの協調、制御技術により、さらに快適に、ときに冒険的に、ライダーの好みや技量、多様な走行シチュエーションに応じた、よりきめ細やかで洗練されたライディングフィールを提供する。

Honda E-Clutchは、発進、変速、停止など、駆動力が変化するシーンで、ライダーのクラッチレバー操作を必要とせず、最適なクラッチコントロールを自動制御することで、違和感のないスムーズなライディングを実現する電子制御技術だ。

XL750トランザルプ E-Clutchでは、TBWとの協調、制御技術と組み合わせることで、スロットルを開けた際のバタフライバルブ開度やエンジン反応の最適化を図り、ライダーの技能や走行環境にあわせて、より柔軟かつ快適なクラッチ操作やスロットルワーク実現に寄与している。

ホンダ XL750 トランザルプホンダ XL750 トランザルプ

シフトダウンの際は、半クラッチ制御にTBWがエンジン回転数を合わせることで、短時間で回転差を吸収し、変速ショックの低減を図っている。また、急減速時や、路面の段差などによってリアタイヤが跳ねる場面では、前後輪の車輪速差からリアタイヤが跳ねている可能性を検出し、半クラッチ制御を介入させることで、車体挙動の安定化を図るとともに、オフロードや悪路走行時での、後輪がスリップしている状況でもシフトペダル操作のみで適切な変速ができるよう制御している。

搭載レイアウトは、従来のHonda E-Clutchに対し、リフト機構を2軸化することで、クラッチアクチュエーターを前方に配置することを可能とし、エンジンの構造を大きく変更することなく、システムのコンパクト化を実現している。

カラーリングは、落ち着いた印象の中にスポーティーさを感じさせる「マットバリスティックブラックメタリック」の1色設定としている。

車体下部にアドベンチャーイメージをさらに引き立てる、アルミ製スキッドプレートを標準装備している。

ホンダは、環境負荷ゼロ社会の実現に向けて、2050年のサステナブルマテリアル率100%を目指している。XL750トランザルプ E-Clutchでは、使用済みプラスチック製品を回収、適切な処理工程を経て、リサイクル材として外装の一部に使用することで省資源化を図るとともに、ウインドスクリーンには環境に優しいバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO」を使用している。

《森脇稔》

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