新型アウディRS 5、F1サーキットで世界初公開…初のRSのPHEVモデル誕生

アウディRS 5 アバント新型。ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレート選手と
アウディRS 5 アバント新型。ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレート選手と全 10 枚

アウディ・レボルートF1チームのドライバー、ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレートは、豪州アルバートパークサーキットにおいて、新型アウディ『RS 5』を披露した。

【画像全10枚】

ワールドプレミアからわずか2週間後、このモデルは大胆な新時代の幕開けを告げている。

これはハイブリッドドライブを採用した初のRSモデルであり、出力のほぼ50%が電動化される新世代のフォーミュラ1レーシングカーと共通する特徴を備えている。

アウディRS 5 アバント新型アウディRS 5 アバント新型

アウディの最もスポーティなモデルとモータースポーツとの密接な関係は、新型アウディRS 5アバントがアルバートパークのフォーミュラ1コースを走行しながら、本拠地のミッションコントロールにいるアウディ・レボルートF1チームのエンジニアと接続されている映像でも示されている。

アウディRS 5は、公道でモータースポーツレベルのパフォーマンスを発揮する。ベースモデルのアウディA5より前後約9cm幅が広がり、張り出したフェンダーによって力強いスタンスを実現している。

アウディRS 5 アバント新型アウディRS 5 アバント新型

フロントデザインはハニカムグリルを備えた立体的なシングルフレームと気流をコントロールするエアカーテンが特徴で、リアはエアロダイナミックディフューザーとRSスポーツエキゾーストシステムのマット仕上げのオーバルテールパイプが、スポーティさを演出している。

昼夜を問わず、ダークなマトリクスLEDヘッドライトと、チェッカーフラッグデザインを施したデジタルデイタイムランニングライトが、このモデルの精悍な佇まいをいっそう際立たせる。

この高性能なプラグインハイブリッドモデルは、モジュラー式電動パワートレインにダイナミックトルクコントロール付きクワトロを採用した初めての量産RSモデルである。

その中核を成すのは、改良された2.9リッターV6ツインターボエンジン、130kWを発生する電動モーター、ハイブリッド化された8速トランスミッション、そして世界初の量産モデル搭載となる電気機械式トルクベクタリングシステムを備えた新開発のリアトランスアクスルである。

アクチュエーター、オーバードライブギア、ディファレンシャルが連携し、走行状況に応じてリアホイール間のトルクを極めて高い自由度でインテリジェントに切り替えていく。制御ユニットは、リアホイール間の最適なトルク配分を5ミリ秒ごと、200Hzの頻度で演算を繰り返し、トルクベクタリングシステムがそれを即座にかつ正確に実行する。

例えるなら、電気機械式トルクベクタリングは、パフォーマンスというオーケストラを指揮する見えないマエストロであり、かつてないレベルでドライビングの楽しさと安全性をもたらす。

アウディRS 5のドライビングキャラクターは、すべてのサスペンションコンポーネントの正確な連携によるものである。主な特徴は、RS専用に最適に設計されたフロントおよびリアアクスル、革新的なツインバルブ式ショックアブソーバーを備えたRSスポーツサスペンション、RSチューニングされたステアリング、専用開発タイヤを装着した大径20インチおよび21インチホイール、そしてパワフルなスチールまたはセラミックブレーキである。

ツインバルブテクノロジーによりショックアブソーバーはピッチングやロールを大幅に低減し、路面状況の変化に対してダンパーが迅速に反応することで、快適な乗り心地と、極めてスポーティなドライビングエクスペリエンスを両立している。

オプションのアウディスポーツパッケージは、スポーティさをさらに際立たせる。専用デザインのダイナミックなフロントおよびリアバンパー、マットアクセントが施されたツートーンのダイヤモンドカット・ファントムブラック21インチホイールなど、エクスクルーシブな要素を追加する。

RSスポーツエキゾーストシステムと、285km/hへと引き上げられた最高速度が、さらなるパフォーマンスを実現する。インテリアには、サーペンタイングリーンとブラスのコントラストステッチが初めて採用されている。

本パッケージではまた、ベッドフォードグリーンメタリックを含む幅広いカスタマイズオプションを提供する。ブロンズカラーキャリパーを備えたRSセラミックブレーキと、カーボン製のカモフラージュエレメントがルックスを完成させる。

《森脇稔》

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