サカタインクスは、シンガポールのスタートアップ企業Matwerkz Technologies Pte. Ltd.と共同で、次世代熱マネジメント材料「Thermorphous FX25(開発品)」を開発した。3月17日から19日まで東京ビッグサイトで開催される「BATTERY JAPAN(国際二次電池展)」で初公開する。
「Thermorphous FX25」は、EVや電動モビリティ、静置型電源装置や無停電電源装置向けのバッテリーパックに最適な、温度応答型の熱マネジメント材料である。通常稼働温度では高い熱伝導率を発揮し、バッテリーセル間の熱拡散によりバッテリーの出力性能と高寿命化が期待できる。
一方で、セルの熱暴走が発生する温度域に達すると熱伝導率が急激に低下し、遮熱機能を発揮する。これにより、熱暴走が発生したセルの周りを断熱、遮熱し、隣り合うセルへの類焼を防止する。このユニークな性能により、従来は両立が困難だった「安全性と出力性能」を単一材料で実現。構造の簡素化とトータルコスト低減にも貢献する。



