チーム三菱ラリーアート、トライトンでアジアクロスカントリーラリー2026参戦…連覇目指す

三菱トライトン2026年参戦車両
三菱トライトン2026年参戦車両全 5 枚

三菱自動車が技術支援するチーム三菱ラリーアートは、8月にタイで開催される第31回アジアクロスカントリーラリー(AXCR)2026にピックアップトラック『トライトン』3台で参戦すると発表した。

【画像】三菱トライトン2026年参戦車両

第47回バンコク国際モーターショーにおいて、新カラーリングを纏った参戦車両(改造クロスカントリー車両=T1仕様)を発表した。

三菱自動車はこれまでもラリー参戦を走る実験場として、人とクルマを鍛える重要な開発フィールドと位置づけており、今回も過酷な環境での実証を通じて商品開発力の強化を図る。

チーム三菱ラリーアートは2025年、動力性能を強化して悪路走破性にも磨きをかけた「トライトン」の3台体制で臨んだ。エースドライバーのチャヤポン・ヨーター選手はレグ3で総合首位に躍り出ると、レグ5で深いぬかるみにスタックする等もありながらも、攻めの姿勢を崩さずにそのまま首位を維持し、2位と約7分差という接戦を制して、3年ぶり2度目の総合優勝を果たした。

AXCR2026は、6日間をかけてタイ国内を約2000km走破する予定だ。ライバル各車も車両性能を強化する中で、今回の「トライトン」はエンジン、足回りなど各部の熟成を図ってポテンシャルをいっそう高め、万全の状態で臨む。

バンコク国際モーターショーでは、AXCR2026に参戦する新しいカラーリングの「トライトン」を公開した。今回のデザインは、世界ラリー選手権やダカールラリーで数々の勝利を収めてきた「ランサーエボリューション」や「パジェロ」のラリー車から着想を得た力強いレッドカラーを前面に押し出した。

ラリーカーが巻き上げる砂塵を想起させるデジタルサンドストームやRALLIARTロゴは、チームの象徴として前回モデルから継承され、車両前方から後方に向かって跳ね上がる配置とすることで、三菱自動車のモータースポーツへの揺るぎない情熱を表現している。

ドライバー/コドライバーは、2022年、2025年大会で総合優勝を果たしたチャヤポン・ヨーター/ピーラポン・ソムバットウォンを筆頭に、2025年大会でも日本人ペア最上位の5位に入賞した田口勝彦/保井隆宏、2025年大会で2台のサポートを務めた小出一登/千葉栄二を引き続き起用する。

AXCRは熱帯雨林、ジャングル、泥濘路、河川渡渉、山岳区間など、多彩かつ厳しい路面を走破するアセアン最大規模のクロスカントリーラリーで、車両性能とドライバー/コドライバーの総合力が試される。今年はタイを舞台に8月9日(日)にタイ湾の東海岸に位置し、有数の観光地であるパタヤでのセレモニアルスタートによって開幕する。翌10日(月)から本格的な競技がスタートし、北上した15日(土)にタイ北部の交通の要所であるピッサヌロークでゴールを迎える。総走行距離は約2000kmを予定している。

《森脇稔》

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