自動車関税は日米首脳会談でどうなった?…不透明性がリスク

日米首脳会談(3月19日)
日米首脳会談(3月19日)全 4 枚

3月19日に行なわれた日本の高市早苗首相と米国のドナルド・トランプ米大統領の会談では、自動車関税に関する明確な合意は示されず、日本の自動車産業にとって不透明な状況が継続する見通しとなった。

外務省が公表した会談結果では、経済安全保障、エネルギー、対米投資、サプライチェーン強化などが主要テーマとして強調された。いっぽうで、自動車関税については具体的な引き下げや撤廃は示されず、明確な合意事項としては位置付けられていない。

●自動車関税は「パッケージの一部」?

今回の会談では、通商問題に加え、エネルギー(LNGや原油)、安全保障、投資といった複数の分野が一体で扱われた。こうした中で自動車関税は、日本側にとって重要課題の一つでありながら、交渉全体では「通商パッケージの一部」として扱われたような形だ。

会談後も追加関税の可能性は排除されておらず、関税政策の方向性は引き続き不透明だ。関税の撤廃や引き下げが明示されなかったことは、問題が決着していないということだ。政策変更によって影響が生じる可能性が残る。

《高木啓》

アクセスランキング

  1. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  2. 三菱『パジェロ』新型、9月2日にワールドプレミアへ
  3. 日産エクストレイル改良新型向けに専用開発、IMPULエアロダイナミクスシステム…8月28日発売
  4. N-BOXの牙城を崩すか、ダイハツ『タント』反撃へ…次期型はどう進化する?
  5. オートバックスセブン、小型3輪EV『Lean3』受注開始…169万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 日立エナジー、空飛ぶクルマ向け電力インフラ整備へ…Eve Air Mobilityと覚書締結
  5. 三輪ソーラーEV『スリールオータ』、欧州の型式認定取得…記念モデルを限定30台で国内発売
ランキングをもっと見る