100%シリコン負極材「サイライト」、従来比50%の容量向上を実現…LeydenJarが発表

100%シリコン負極材「サイライト」
100%シリコン負極材「サイライト」全 1 枚

オランダの電池材料メーカー、ライデンジャー(LeydenJar)は3月24日から26日まで開催された国際バッテリーセミナー&展示会で、100%シリコン製の負極材「サイライト」を発表した。

サイライトは、半導体業界から応用したプラズマ化学気相成長法(PECVD)を用いて、銅箔上に多孔質のナノカラムシリコン構造を直接成長させる独自技術で製造される。この構造により、リチウム化の際のシリコンの膨張を内部で吸収し、従来のシリコン主体のセル設計で課題となっていた外部からの高圧力が不要となった。

その結果、サイライトはスタックレベルで1350Wh/Lの体積エネルギー密度を実現。同じフォームファクターで50%多い容量を提供し、わずか7分で80%まで充電できる。また、外部圧力なしで500サイクル以上において80%の容量維持率を達成している。

《森脇稔》

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