半導体大手のロームと東芝、そして三菱電機の3社が、電気自動車(EV)やデータセンターの電力制御に使うパワー半導体事業の統合に向けた検討を始めたという。
きょうの日経が1面トップで「パワー半導体世界2位連合、ローム・東芝・三菱電機協議」との大見出しで報じているほか、読売や朝日などの他紙も追随して取り上げている。
それによると、3社の強みを合わせ、世界有数のパワー半導体連合を形成したい考えで、3社による連合が実現すれば合計の世界シェアが約1割となり、独インフィニオンテクノロジーズに次ぐ、世界2位の「日の丸連合」が誕生するという。
ロームと東芝はこれまでもパワー半導体の生産で連携を深めてきたが、ここへきてトヨタ自動車グループのデンソーがロームに買収提案したことが浮上したことで、業界再編の波は混迷度を増している。
ロームは社外取締役らで構成する特別委員会で、デンソーの買収提案と東芝にかねてパワー半導体業界の再編を主張していた三菱電機が合流する3社との事業統合のどちらが企業価値向上につながるかを模索中だが、デンソーによるロームへの買収提案に対抗する狙いもある。
きょうの日経によると「(3社は)27日にも協議入りで基本合意し発表する」とも伝えているが、パワー半導体で世界シェア4位の三菱電機が加わったことで「ローム争奪戦」はさらに過熱しそうで、3社連合の動きにデンソー側がどう対応するのかも興味津々だ。
2026年3月27日付
●空飛ぶクルマ商用運航へ、政府調整27~28年にも、遊覧飛行から開始(読売・1面)
●解説、取り締まり偏重意見できず、神奈川県警不正交通摘発 (読売・8面)
●ダイハツ「ムーヴ」など40万5963台リコール (朝日・29面)
●石油備蓄放出開始、30日分国内供給安定化へ (毎日・2面)
●鈴鹿に新時代のF1がやって来る、きょうから日本GP(毎日・13面)
●リニア静岡年内着工視野、JRと県、課題対話完了 (東京・1面)
●パワー半導体世界2位連合、ローム・東芝・三菱電機協議、デンソー買収提案に影響(日経・1面)
●インド自動車値上げ、来月、タタ1.5%、BMW2%(日経・11面)
●豊田織機非公開化(下)、トヨタ、グループ再編道半ば(日経・17面)
●ホンダEVの蹉跌(中)、消えたソニーGとの革新「アフィーラ」まさかの中止、旗艦車開発断念と連動 (日経・18面)




