バイクのコスプレが熱い!? 『CB1000F』を“フェイク”2本サス化、『モンキー125』がカワサキZに? ドレミコレクションの注目カスタム…東京モーターサイクルショー2026

CB1000Fにフェイクツインショックを装着。CB1000F CB-F(Spencer)Style(東京モーターサイクルショー2026)
CB1000Fにフェイクツインショックを装着。CB1000F CB-F(Spencer)Style(東京モーターサイクルショー2026)全 14 枚

大盛況のうちに閉幕した「東京モーターサイクルショー2026」で、強い存在感を放っていたのが登場したばかりのホンダ『CB1000F』をベースとしたカスタムたち。なかでも熱視線を浴びていたのが、1980年代のムードを色濃く漂わせていたドレミコレクションの1台だ。

【画像】コスプレカスタムの第一人者「ドレミコレクション」の展示

「Z」や「ニンジャ」など昭和の絶版車の装いを、『Z900RS』など現行車で再現する“コスプレカスタム”の第一人者が、今度はCB1000Fをベースにしてまたファンを歓喜させた。

◆往年の“Fらしさ”を強調

サイドカバーをはじめシートカウル、さらにテールレンズも換装(東京モーターサイクルショー2026)サイドカバーをはじめシートカウル、さらにテールレンズも換装(東京モーターサイクルショー2026)

代表を務める武 浩さんに話を聞くと、「“Fらしさ”を強調した」とのこと。エフの系譜を強く感じさせるのは、新車時からのコンセプトであるものの、“フェイク”ツインショックをはじめ、ベラスコ管、跳ね上がるシートカウル&大きくて四角いテールレンズ、ダイマグホイール、フィン付きフェンダー、スリット入りのサイドカバーなど細部まで、とことんこだわり抜いた。

1980年代のAMAスーパーバイクでフレディ・スペンサーが駆った栄光の車体色を忠実に再現し、サイドカバーをはじめシートカウル、さらにテールレンズも、よりCB-Fらしいものへと換装されている。

CB1000F CB-F(Spencer)StyleCB1000F CB-F(Spencer)Style

注目はなんと言っても、ツインショック風のスタイルだ。現代のモノショックモデルでありながら、見た目を往年の2本サスにするのは、Z900RSでも同社が発表した手法で、見る者の視線を釘付けにする。

よくみると、タンデムステップホルダーにマウントされているが、別体式のリザーバータンクを備えるなど、ぱっと見では違和感がない。

ダイマグの3本スポークホイールを履く足回りや、名メカニックであるマイク・ベラスコが手掛けたマフラーなどマニア心をくすぐり、会場で熱心に写真を撮っていたバイク乗りたちからは「ここまでやるとは、さすがドレミ」と、敬服の声が漏れていた。

◆モンキー125がカワサキZに?

モンキー125がZ1000Mk2スタイルに変身(東京モーターサイクルショー2026)モンキー125がZ1000Mk2スタイルに変身(東京モーターサイクルショー2026)

さらに『モンキー125』をカワサキZに化けさせたカスタムも披露。火の玉タンクのZ2仕様と、角タンクのZ1000Mk2仕様が注目を集めた。

それぞれヨシムラマフラーを装着するなど、こちらも凝っているが、可愛らしさもあり、女性ライダーたちもスマホのシャッターボタンを押していた。SNSでも「面白い」「気に入った」と、ドレミコレクションのブースは今回も話題性抜群だった。

武さんによると、いずれも「反響次第では量産市販化も視野に入れています」とのこと。これまでもコンプリート車両を数多く手掛けてきたドレミコレクションの提案は、まだまだ終わらないようだ。

モンキー125が火の玉タンクのZ2仕様に(東京モーターサイクルショー2026)モンキー125が火の玉タンクのZ2仕様に(東京モーターサイクルショー2026)

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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