デンソーは3月31日、2026年度から2030年度までを対象とする中期経営計画「CORE 2030」を発表した。モビリティの電動化・知能化の進展を踏まえ、商品力・モノづくり・人材の3軸で競争力を強化し、2030年に売上高8兆円以上、営業利益率10%以上を目指す。
◆成果と課題を踏まえ新計画へ
同社はこれまでの「2025年中期方針」において、電動化製品やADAS(先進運転支援システム)を中心に環境負荷低減や交通事故削減に貢献してきた。また、FA(工場自動化)や農業分野など新領域にも進出し、将来成長の基盤を構築した。
いっぽうで、品質関連費用の増加や成長投資の拡大により、利益率やROEは目標水準に届かず、収益基盤には課題を残した。モビリティの変化が加速する中で、商品価値や開発・製造プロセスの革新の必要性も明確になった。



