障がい者のバイク運転を支援、SSPが「パラモトライダー体験走行会」を開催

SSPがパラモトライダー体験走行会を開催
SSPがパラモトライダー体験走行会を開催全 5 枚

公益社団法人SSPは3月30日、神奈川県川崎市の向ヶ丘自動車学校で「パラモトライダー体験走行会」を開催した。

【画像】SSP パラモトライダー体験走行会

パラモトライダーとは、障がいを持ちながらもオートバイを運転するライダーのことだ。SSPは2019年に障がい者ライダーを支援する「サイドスタンドプロジェクト」として設立された。SSP代表の青木治親氏の兄は、旧WGPライダーでテスト走行中の事故により下半身不随となった青木琢磨氏だ。SSPは、オートバイに乗るという夢を叶えるため、障がい者やバイクに乗ることを諦めていた人たちを支援する事業を展開している。

今回の走行会は2026年初の開催で、ちょうど桜が満開の好天に恵まれた。視覚障がいの2名と脊髄損傷による下半身麻痺の2名の計4名のパラモトライダーが参加、そのうち3名が初参加だった。約40名のボランティアスタッフがライダーの走行をサポートした。

SSPがパラモトライダー体験走行会を開催SSPがパラモトライダー体験走行会を開催

参加者のうち、網膜色素変性症で全盲の福田さんは「自動車運転ツアー」の参加経験はあるものの、バイク未経験ながら初参加。「バランスの修正が難しかったが楽しかった」と次回への意欲を見せた。3年半前のバイク事故で脊椎を損傷した小形さんも初参加で、「もう少し上のレベルまで行きたい、また走る機会を作ってもらいたい」とコメントした。

緑内障で全盲となった塩澤さんは30年以上ぶりのバイクに「前夜はワクワクして眠れなかった、笑いが止まらない」と喜んだ。毎回自分の革ツナギを持参し、2年ぶり3回目の参加となった奈佐さんは補助輪の角度変更というステップアップも達成し、「次はカーブをスムーズに走れるようにしたい、バイクに乗れるという自信がついた」と話した。

向ヶ丘自動車学校での開催は約1年ぶりで、経験豊富なボランティアが多かったことでサポートもスムーズに進んだとSSPは報告している。SSPは今後も、オートバイを通じて人々の輪を広げる活動を続けていく方針だ。

SSPがパラモトライダー体験走行会を開催SSPがパラモトライダー体験走行会を開催

《ヤマブキデザイン》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検の「法定手数料」が改定…物価・人件費高騰と不正行為の防止 4月から
  2. なぜ流行る? バブリングの正体とは。音の迫力と触媒リスクを冷静に考える~カスタムHOW TO~
  3. 安東弘樹氏が体感!ソフト99「G’ZOX」最上位『ハイモース コート ヴェリス』で体感した“別次元”の艶と撥水PR
  4. 日産キックス e-POWER 改良新型、表情を大胆チェンジ---バンコクモーターショー2026
  5. ポテンザ新作「RE71RZ」「RE005」試乗! 先代と比べて“別物級”の進化を体感する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る