レンジローバー『ヴェラール』次期型の最新プロトタイプをスクープすると同時に、その内部を激写した。
市場におけるEV販売は頭打ちになっているかもしれないが、多くの高級ブランドは依然としてEVコンセプトに大きな期待を寄せている。ポルシェは方針転換を図っているかもしれないが、電動『マカン』のライバルであるレンジローバー・ヴェラールは、2027年に新型モデルを投入する予定だ。
◆ステアリングコラムから“翼”?
初めて撮影に成功したヴェラールのキャビンには、デジタルボタンが配置された新しい2本スポークのステアリングホイールが見てとれる。さらに注目すべきは、ステハリングコラムから生える従来のコントロールレバーが、翼のような形状の短い突起に置き換えられている点だ。
その他、独立型のデジタルメータークラスターを備えたフラットなダッシュボードが確認できる。しかし、多くの車両に搭載されている12.3インチディスプレイと比べると、比較的小さく見える。
レンジローバー ヴェラール 次期型のプロトタイプ
さらに下には、幅いっぱいのエアベントらしきものが見える。その横には、角ばったディスプレイを備えた新しいインフォテインメントシステムが配置されている。また、下部にはエアコン操作とショートカット専用のエリアがあり、物理的なスイッチ類は最小限に抑えられていることがうかがえる。
◆ファストバックにウィンドウがある!
エクステリアは、まだまだカモフラージュが厳重だが、低く構えたスポーティなSUVで、ファストバックのシルエットが確認できる。フロントには、スリムなヘッドライトに挟まれた、完全に覆われたグリルがあり、これらに、クラムシェル型のボンネットと幅広のロアインテークが続く。
注目はリアセクションだ。ヴェラール次期型にはリアウィンドウがないと噂されていた。その部分がカモフラージュで覆われていたからだ。しかし、今回のスパイショットでリアウィンドウの存在が確認された。車両後部をよく見ると、フレームがあるはずの真下にガラスのスリットがある。
レンジローバー ヴェラール 次期型のプロトタイプ側面では、流線型のボディワークと空力的に最適化されたホイール、フラッシュマウント式のドアハンドル、リア充電ポート、丸みを帯びたリアエンドも確認できる。
◆550psのデュアルモーター全輪駆動
ヴェラール次期型は電動モジュラーアーキテクチャを採用し、英国にあるランドローバーのヘイルウッド工場で生産される。パワートレインは、レンジローバーEVと同様の仕様になる可能性があり、117kWhのバッテリーパックと、最高出力404kW/550ps、最大トルク849Nmを発揮するデュアルモーター全輪駆動システムを搭載する見込み。




