Peach Aviation(ピーチ)は、エアバスの最新客室仕様「Airspace」を搭載した新造機(エアバス「A320neo」、機体記号:JA217P)の運航を4月1日より開始した。機体は3月23日にフランス・トゥールーズで受領した。
ピーチは2023年以降、旅の全プロセスを分析し、各タッチポイントでの品質向上に取り組んでいる。その一環として、限られた機内空間を有効活用し、より上質な移動体験を提供するためAirspaceを導入した。
●収納60%拡大とLED照明で機内環境を改善
Airspaceの主な特徴は、容量が約60%拡大した収納棚「Airspace XL Bin」と、シーンに応じて変化するフルLED照明だ。
収納棚の大型化により、手荷物の出し入れがしやすくなり、搭乗・降機時の混雑緩和に寄与する。これにより、機内導線の円滑化や定時運航の維持、乗客の心理的な余裕の創出が期待される。
フルLED照明は、搭乗・降機時や上空でのサービス中などに応じて2パターンのライティングを演出する。明るく温かみのある光により、落ち着きと変化を両立した機内空間をめざした。
●RECAROシートとUSBポートで快適性と利便性向上
座席には、人間工学に基づいて設計されたRECARO製のプレリクライニングシートを採用した。背もたれの形状を改良することで膝周りの空間を効率的に確保し、快適性を高めているという。シート素材には環境負荷低減に配慮しつつ、本革のような質感を持つ次世代素材を使用し、耐久性とフィット感を両立を意図した。
さらに、ピーチのA320neoとして初めて、全座席にUSB Type-AおよびType-Cの電源ポートを装備した。窓側・中央・通路側いずれの座席でも利用でき、スマートフォンやタブレットの充電ニーズに対応する。
●木目調とピンクアクセントでブランド性を表現
機内デザインでは、エントランス床に木目調を採用し、搭乗時から温かみを感じられる空間を演出した。
客室全体は白とグレーで統一し、シートのステッチやカーペットにピンクをアクセントとして配置。シンプルながらも、同社らしい柔らかさと遊び心を表現している。




