メルセデスベンツ『GLE』改良新型、「AMG 53」発表…48VマイルドハイブリッドとPHEVの2本立て

メルセデスAMG GLE 53 HYBRID 4MATIC+
メルセデスAMG GLE 53 HYBRID 4MATIC+全 10 枚

メルセデスAMGは、改良新型メルセデスベンツ『GLE』の高性能モデル「GLE 53 4MATIC+」および「GLE 53 HYBRID 4MATIC+」を欧州で発表した。

【画像】メルセデスAMG GLE 53 HYBRID 4MATIC+

2モデルはそれぞれ異なる電動化技術を採用しながら、スポーティな走行性能と高い効率性、そして優れたオフロード性能を両立するという共通の哲学のもとに開発された。

メルセデスAMG GLE 53 HYBRID 4MATIC+メルセデスAMG GLE 53 HYBRID 4MATIC+

■2種類のパワートレイン

「GLE 53 4MATIC+」は48V技術を採用し、エンジン出力330kW(449hp)に加え、統合スタータージェネレーター(ISG)による17kW(23hp)のブーストを発揮する。

「GLE 53 HYBRID 4MATIC+」はプラグインハイブリッドモデルで、同じエンジンに135kW(184hp)の電気モーターを組み合わせ、システム合計出力は430kW(585hp)、最大システムトルクは750Nmに達する。

■進化したM256 EVO直列6気筒エンジン

両モデルの核心となるのは、排気量3.0リットルの直列6気筒エンジン「M256 EVO」だ。最高出力330kW(449hp)、最大トルク600Nm(48V版はオーバーブースト時に10秒間640Nm)を発生する。

改良点として、新設計のシリンダーヘッドによる吸排気ポートの最適化、新型インテークカムシャフト、容量を拡大した新型インテークシステムなどが挙げられる。排気ターボチャージャーも最適化され、ブースト圧は1.5barに設定されている。

48V版の電動補助コンプレッサーは従来の5.0kWから7.5kWへと出力が向上し、スロットルレスポンスをさらに改善した。

第2世代のISGはトランスミッションベルハウジング内にコンパクトに収められ、17kW・205Nmの短時間ブーストや回生、ロードポイントシフト、静粛なエンジン再始動などのハイブリッド機能を担う。

このエンジンは次世代のEU7排ガス規制に対応しており、2027年11月より認証取得が予定されている。0-100km/h加速は4.9秒だ。

メルセデスAMG GLE 53 HYBRID 4MATIC+メルセデスAMG GLE 53 HYBRID 4MATIC+

■プラグインハイブリッドモデルの性能

GLE 53 HYBRID 4MATIC+は400V系のプラグインハイブリッドシステムを採用する。電気モーターは永久磁石式同期モーター(内部ロータータイプ)で、最大トルク480Nmを発進直後から発揮し、ターボラグを解消する。

0-100km/h加速は4.5秒で、先代より0.2秒短縮された。最高速度は電子制御により250km/hに制限されている。純電気走行は最高140km/hまで対応する。

WLTP基準のEV航続距離はSUVで88~91km、クーペで90~93kmを達成し、日常の多くの走行を電気のみでこなせる。充電は標準で11kW交流(AC)オンボードチャージャーを搭載し、オプションで60kW直流(DC)急速充電器も選択可能だ。DCでは充電残量10%から80%まで約20分で充電できる。

メルセデスAMG GLE 53 HYBRID 4MATIC+メルセデスAMG GLE 53 HYBRID 4MATIC+

■インテリアと個性化

車内はスポーティさと高級感を融合したデザインを採用する。ナッパレザーからMANUFAKTURナッパレザー(タルトゥーフォブラウン、カーマインレッド、ヨットブルー)まで4種類の革素材を標準装備する。

フラットボトムのAMGパフォーマンスステアリングホイールには、顧客の要望に応えてハプティックロッカーとローラーが復活した。革、カーボンファイバー、MICROCUTマイクロファイバーなど複数のリム素材から選択できる。

コックピットにはMB.OSオペレーティングシステムを搭載し、高解像度ディスプレイで走行情報を表示する。

MANUFAKTURプログラムでは、パタゴニアレッドメタリック、アイルランドミディアムグリーンメタリック、ミスティックブルーメタリックなどの専用カラーや、カーボントリム、最大22インチのAMGアルミホイールなど、幅広いカスタマイズが可能だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  2. 【トヨタ RAV4 新型試乗】おそろしくスムーズなハイブリッド、まさに「至れり尽くせり」…中村孝仁
  3. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
  4. トヨタ『エスティマ』が“走りのミニバン”として復活か…アルファードと棲み分けは
  5. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る