学校法人八文字学園 水戸自動車大学校(茨城県水戸市)は、スズキの小型SUV『ジムニーノマド』を新たに実習車両として導入したと発表した。
同校は、車両の更新にとどまらず、卒業生企業との「循環型エコシステム」を実現する狙いを示す。車両納品を担ったのは、卒業生(第7期生)が代表を務める株式会社ORIGINALZ(茨城県茨城町)だ。
同校は、若者のクルマ離れが進む中で、学生が「触れてみたい」「カッコいい」と直感できる車両で実習を重視する方針。今回の導入では、これまでのラインナップになかった4WD車両により、複雑な駆動系の構造やメンテナンス技術を学ぶ機会を広げるとしている。
また、ジムニーノマドをイベントや地域活動のアイコンとして活用し、自動車整備士の魅力を視覚的に発信する考えだ。
株式会社ORIGINALZの代表取締役 鈴木氏は「自身の原点である水戸自動車大学校に対し、こうした形で価値を還元できることを大変嬉しく思う」とコメントした。今後は車両提供に加え、カスタム、企画、イベントなど多面的な連携を通じて後輩とともに地域と業界を盛り上げたいとしている。
今後は、ジムニーノマドをベースに学生が主体となるプロジェクトを展開する。カスタムコンテストへの挑戦、地元企業や卒業生と協働する「チーム茨城」「チーム水戸」としての学外実績の可視化、茨城県内の自動車産業活性化を目的とした展示会や体験イベントの開催を計画している。
水戸自動車大学校の八文字校長は、卒業生が企業として戻り教育に関わる循環そのものが、学生にとって「キャリアのリアリティ」になると述べた。
同校は、車両を活用したプロジェクトや地域活性化の取り組みに協力・協賛する企業を募集している。




