キアの新型入門EV『EV3』、航続最大約515km…ニューヨークモーターショー2026

・キアの新型エントリーEVでSUVの「EV3」がニューヨークモーターショー2026で北米初公開。5トリム展開で2026年末に発売予定。

・400V E-GMPプラットフォームを採用し、最大航続距離はキア推定で約320マイル(約515km)。DCファスト充電では10~80%まで最短約29分。

・V2LやV2H機能、Netflix・YouTubeなどの動画配信サービス、AIアシスタントなど先進的な装備を多数搭載。

キア EV3
キア EV3全 10 枚

キア(Kia)の新型エントリーEVで小型SUVの『EV3』が、ニューヨークモーターショー2026で北米初公開された。

【画像】キア EV3

EV3は、キアのEVラインアップ『EV6』や『EV9』に続くモデルで、コンパクトなボディにEV9の先進装備を凝縮したエントリーモデルと位置づけられる。ミレニアル世代からベビーブーマー世代まで幅広い層を対象に、手頃な価格・実用性・取り回しのよさを重視して設計された。

グレードはライト(Light)、ウィンド(Wind)、ランド(Land)、GTライン(GT-Line)、GTの5種類。2026年末に発売予定で、価格は発売日に近づいた時点で発表される。

■エクステリア

キア EV3キア EV3

キアのデザイン哲学「オポジッツ ユナイテッド(Opposites United)」に基づき、EV6・EV9と共通のデザイン言語を採用。フロントには「スターマップDRL」と呼ばれる特徴的なライティングデザインと、小型キューブ型LEDプロジェクターヘッドランプを標準装備する。

ホイールは標準17インチまたはオプションの19インチアルミホイールを設定。GTには専用19インチホイールとネオングリーンのブレーキキャリパーカバーが採用される。空力性能を追求した結果、抗力係数(Cd値)は0.275を達成した。

■インテリア

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キャビンには12.3インチのインストルメントクラスター、5インチの空調ディスプレイ、12.3インチのインフォテインメントスクリーンからなるパノラミックディスプレイを標準装備。デュアルゾーンの全自動温度調節(FATC)も標準で備わる。

リアシートは最大39度のリクライニングが可能。ラゲッジスペースは1列目後方で56.5立方フィート、2列目後方で26.1立方フィートの容量を確保。さらに0.9立方フィートのフランク(フロントトランク)も装備する。

■パワートレイン・充電

キア EV3キア EV3

400V E-GMPプラットフォームを採用し、バッテリーは標準の58.3kWh(ライトトリム)と長距離向けの81.4kWh(ウィンド・ランド・GTライン・GT)の2種類を設定。

航続距離はキア推定で58.3kWhが最大220マイル(約354km)、81.4kWh(FWD)が最大320マイル(約515km)。GTトリムの最高出力は288馬力。

DCファスト充電では、58.3kWhバッテリーが10~80%まで推定約29分、81.4kWhバッテリーが同約31分で充電可能。充電ポートにはNACS規格を採用し、「キア プラグ アンド チャージ(PnC)」機能により、対応充電スタンドへの接続だけでシームレスに充電できる。

また、バッテリーから外部機器に給電できる「V2L(ビークル・トゥ・ロード)」機能や、家庭への電力供給が可能な「V2H(ビークル・トゥ・ホーム)」機能もオプションで用意される。

■テクノロジー・コネクティビティ

キアのコネクテッドカーナビゲーションコックピット(ccNC)システムを搭載し、OTA(無線)ソフトウェアアップデートに対応。ネットフリックス(Netflix)やユーチューブ(YouTube)などの動画配信サービス、ゲームや生産性アプリも利用可能。

ダッシュボードはディズニー(Disney)、マーベル(Marvel)、ナショナルジオグラフィック(National Geographic)、ピクサー(Pixar)、スターウォーズ(Star Wars)、FIFAワールドカップ2026、NBAなどのテーマでカスタマイズできる。

ワイヤレスのアップル カープレイ(Apple CarPlay)とアンドロイド オート(Android Auto)を標準装備。音声認識ベースのAIアシスタントも搭載し、機械学習によってドライバーとの対話を深化させる。

そのほか、12インチのヘッドアップディスプレイ(HUD)、ハーマン カードン(Harman Kardon)製プレミアム8スピーカーオーディオ、360度サラウンドビューモニター(SVM)なども利用可能だ。

《森脇稔》

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