ホンダEV戦略修正の影響拡大、旭化成もカナダの電池材新工場を延期[新聞ウォッチ]

カナダ・オンタリオ州に建設予定のリチウムイオン電池用湿式セパレータ製膜・塗工一貫工場
カナダ・オンタリオ州に建設予定のリチウムイオン電池用湿式セパレータ製膜・塗工一貫工場全 2 枚

巨額の赤字を抱えるホンダなどによる電気自動車(EV)戦略の見直しが、EV関連の素材メーカーなどにも飛び火して影響が拡大しているようだ。

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きょうの日経によると、旭化成はカナダに建設中の電池材料の新工場の稼働を2029年以降に延期するという。新工場の稼働を延期する理由としては「供給先のホンダが同国のEV新工場の稼働を延期するなど当面、需要が見込めない」からだそうだ。

記事によると、旭化成はカナダのオンタリオ州に建設中の工場ではリチウムイオン電池の主材料の1つであるセパレーター(絶縁材)の生産を計画。2024年4月に新工場建設を発表し、EV100万台相当の約7億平方メートルの生産能力を持つ拠点を27年半ばに稼働させる予定だったという。

ところが、この工場には旭化成の主要顧客であるホンダも25%を出資しているが、すでにホンダはオンタリオ州で計画するEV工場の稼働時期を28年から約2年延期すると発表。また、ホンダ以外の供給先でもEV減速で需要は大幅に減っており、旭化成は27年半ばの新工場稼働は困難だと判断したという。

旭化成では北米向けのセパレーターについては当面、日本から輸出する計画のようだが「日本には電池材料を手がける企業が多く、EV需要が復活するまでいかに需要を穴埋めするかが、今後の競争力を左右する」とも伝えている。

2026年4月15日付

●米イラン週末に再協議か、欧米メディア報道、ウラン濃縮停止期間焦点(読売・2面)

●日産、主力に集中投資、長期ビジョン、車種2割削減(読売・8面)

●デンソー取締役、豊田章男氏退任、留任予定見直し(読売・8面)

●自賠責保険上げ幅、6%前後軸に検討、金融庁審議会 (朝日・7面)

●万博EVバス負の遺産、走行トラブル大阪メトロ190台転用中止(朝日・27面)

●クルマを超えて、若者免許は取っても、都市部進むマイカー離れ(毎日・1,3面)

●温室ガス削減目標下回る、24年度、再生エネ・原発伸び悩み (産経・10面)

●EV関連、米で供給網縮小、旭化成、加の電池材料工場延期、ホンダ減速の影響拡大 (日経・13面)

●マレリHDに暫定CEO、ヘンダーソン氏 (日経・13面)

●部品工業会会長に斎藤・豊田合成社長(日経・13面)

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《福田俊之》

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