トヨタの新型EVセダン『bZ7』、開口部が目立たない車載エアコン用「電動ヒドゥンレジスタ」採用…豊田合成が開発

・豊田合成が開口部の目立たない車載エアコン用「電動ヒドゥンレジスタ」を開発し、2026年3月発売のトヨタbZ7(中国向け)に搭載された。

・流動解析のシミュレーション技術で空気の流れを最適化し、上下フィンを隠すことでインパネとシームレスに一体化したデザインを実現した。

・風向調整を手動から電動制御(ディスプレイ操作)に変更し、空調の快適性を維持しながら先進的な意匠を付与した。

車載エアコン用の「電動ヒドゥンレジスタ」
車載エアコン用の「電動ヒドゥンレジスタ」全 3 枚

豊田合成は、車室内デザインの自由度向上を目的に、開口部が目立たない車載エアコン用のレジスタ(送風口)「電動ヒドゥンレジスタ」を開発したと発表した。

【画像全3枚】

本製品は2026年3月にトヨタ自動車が中国で発売した新型EVセダン「bZ7」に搭載されている。

近年、車の電動化や自動運転の進展に伴い、車室内は単なる移動空間からリビングルームのようにくつろげる快適な空間へと変化する傾向がある。こうした流れの中で、インストルメントパネル(インパネ)のすっきりとした見た目へのニーズが高まっている。

今回、豊田合成は流動解析のシミュレーション技術を活用し、レジスタ内で空気の流れを最適化する風向制御機構を開発した。

これにより、開口部の厚み(高さ)の原因となっていた上下の風向きを調整する部品(フィン)を隠すことに成功。空調の快適性を維持したまま、インパネと一体化したシームレスなデザインを実現した。

さらに、風向調整を従来の手動操作から電動制御(ディスプレイ操作)に変更することで、意匠の先進性も付与している。

《森脇稔》

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