モリタ、「未来の消防防災アイデアコンテスト2026」の受賞作品決定…雨水ろ過車や雷活用、傘テントも

市野 蒼さん(小学3年生)の作品
市野 蒼さん(小学3年生)の作品全 4 枚

モリタホールディングスは4月23日、「未来の消防防災アイデアコンテスト2026」の受賞作品を決定したと発表した。

【画像全4枚】

同社によると、全国から寄せられた多彩な作品の中から、厳正な審査の結果、4部門で各賞(最優秀賞・優秀賞・佳作)を選出した。

受賞作品の一例として、豪雨や台風時に出動する車が紹介された。車体上部の「漏斗」や下部の「吸水口」で雨水を集め、車内の「ろ過槽」を通してろ過し、塩素を入れて飲料水にする仕組みだ。さらに、車体上部の「集雷針」と「ドローン」で雷を集め、車内の「蓄電槽」に送って電気に変える案もある。

別のアイデアでは、シール型の防災アイテムが挙げられた。目で異常を確認でき、耳が不自由な人にも配慮する考え方だ。ガス漏れなど目に見えない危険への対応を意識し、和風の縁起のいいモチーフでお守りの意味も持たせるという。

また、災害時に1人用のテントになる折りたたみ傘の案も紹介された。中の骨組みを出し、ケースを広げることでテントに変える。防水・防風のケースには、災害時用の笛や小さめの懐中電灯などを入れる想定だ。さらに、コウモリ傘になりにくくするため、傘の骨を持ち手を紐(布)でつなぐ工夫も盛り込まれている。

消防車については、「グリーン・コクーン」と名付けた植物による消火の発想が示された。水を使わず、特殊なタネと栄養ミストをまき、数秒で成長したツタや巨大な葉が火元を包み込むことで、酸素を遮り、熱や煙を吸収して鎮めるという。車体が動く農園のように植物を育てる構想や、植物アームをはしごのように形を変える考え方も含まれる。

「未来の消防防災アイデアコンテスト2026」は、テーマを「未来の消防防災」とし、応募期間は2025年12月1日から2026年2月23日まで。応募資格は日本国内在住の小・中・高校生で、受賞者数は各部門で最優秀賞1名、優秀賞1名、佳作1から2名としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 高速道路も走れる「二刀流」、155ccの新型ネオレトロバイク『ヤマハ XSR155』発売…価格は53万9000円
  2. マツダ「コンパクトモデルは登場する」上層部が断言! マツダ2は2028年以降か
  3. ホンダ『N-VAN』ベース、軽キャンピングカー「Livin’GLIDE」発表…広いラゲッジと多彩レイアウト
  4. 「とんでもない走り」VW『ゴルフGTI』が『タイプR』破りFF車ニュル最速に! SNSでは悲喜こもごもの反響
  5. スバル『ゲッタウェイ』は最高のSUV? 日本導入を望む声も…4月の口コミ記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る