「知能化」で明暗の北京モーターショー、ホンダ、AI搭載の自動運転車投入を延期[新聞ウォッチ]

ホンダがAI自動運転技術の搭載時期を1年延期するという。写真は市販車初のレベル3を実現したレジェンド(参考)
ホンダがAI自動運転技術の搭載時期を1年延期するという。写真は市販車初のレベル3を実現したレジェンド(参考)全 1 枚

中国・北京市で先週末(4月24日)から開催中の「北京国際モーターショー」について、既報の日経に続いて週末の各紙も取り上げていたが、例えば、読売は4月25日付けの朝刊に「AI搭載EV、中国『覇権へ』、『知能化』国家戦略で後押し」とのタイトルで「中国勢からはAI(人工知能)を搭載した電気自動車(EV)などの出展が目立った」などと報じていた。

朝日も「車の知能化、現地開発に活路,日系メーカー、劣勢の中国市場で模索」として「車の『電動化』のみならず、自動運転技術といった『知能化』も急速に進んでおり、中国メーカーの優位が鮮明だ。一方、競争が激しさを増す市場で日系メーカーの明暗が分かれつつある」と指摘。

産経も「中国企業がAIなど先端技術の活用をテコに、自動車産業をけん引してきた日米欧メーカーを一気に追い越そうとアクセルを踏んでいる」と掲載した。

その産経は「最大市場に日本勢続々」との見出しの記事の中で「ホンダは今回の北京モーターショーに出展はしたが発表会の開催は見送った。中国を含む世界での事業戦略の発表を5月に控えているためだという」とも。

そして、日経は4月26日付けの朝刊に「ホンダ、AI自動運転延期」との大見出しで「ホンダが人工知能(AI)を使う自動運転技術の搭載時期を2028年と従来計画から1年延期する。EV戦略の見直しで、搭載予定だった車種が白紙になった。車の差異化で重要な自動運転の分野で、競合に後れをとる」。

さらに、「ホンダは5月(14日)に詳細な経営戦略を発表する。40年を目指していた脱ガソリン車の目標の修正などが注目される」などと報じているように、せっかくの大型連休でも従業員や取引先などの関係者は思い切り羽を伸ばすこともできないようだ。

2026年4月27日付

●トランプ氏出席銃撃、米記者夕食会、突入の男拘束 (読売・1面)

● 社会人野球、JABA京都大会、HondaがV (毎日・14面)

●GW漂う節約ムード、原油不安知恵絞る観光地 (産経・3面)

●北京モーターショー、EV電池競う、充電、6分余りでフル、氷点下でも高速(産経・5面)

●内閣支持3ポイント低下69%、節電・節約「必要」74%、日経世論調査 (日経・1面)

●ラグビーNTTリーグワン、トヨタが7勝目 (日経・29面)

《福田俊之》

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