電動トゥクトゥク「eMoBi」、湘南4拠点を接続…周遊型モビリティ開始

・eMoBiが鎌倉の電動トゥクトゥクレンタルを江ノ島・藤沢・逗子へ拡張した

・藤沢・逗子に無人貸出Hubを設置し、非対面で予約から貸出・返却まで完結する

・複数Hubとエリア横断で人流を分散し、観光と日常の移動に活用できるとしている

eMoBiがオーバーツーリズム対策として、湘南4エリア接続で周遊インフラを構築
eMoBiがオーバーツーリズム対策として、湘南4エリア接続で周遊インフラを構築全 3 枚

eMoBiは4月30日、鎌倉で展開してきた電動トゥクトゥクレンタルを江ノ島・藤沢・逗子へ拡張し、湘南エリア4拠点を接続する周遊型モビリティサービスの提供を開始した。

【画像】電動トゥクトゥク「eMoBi」

eMoBiがオーバーツーリズム対策として、湘南4エリア接続で周遊インフラを構築eMoBiがオーバーツーリズム対策として、湘南4エリア接続で周遊インフラを構築

ゴールデンウィーク前の混雑課題に対し、「移動そのもの」で人流を分散する狙いだ。

新たに藤沢・逗子に無人貸出Hubを設置する。藤沢ではスーパーホテル藤沢前に配置し、宿泊から移動への導線をシームレス化した。予約から貸出・返却までを非対面で完結できる仕組みにより、到着直後から移動を始めやすくする。

逗子HubはJR逗子駅と京急逗子・葉山駅の両駅から3分の立地に置く。逗子・鎌倉だけでなく、葉山や三浦エリアへの観光も可能としている。

eMoBiがオーバーツーリズム対策として、湘南4エリア接続で周遊インフラを構築eMoBiがオーバーツーリズム対策として、湘南4エリア接続で周遊インフラを構築

さらにレンタル拠点を2か所開設する。1か所目は片瀬江ノ島駅徒歩1分で、到着直後から湘南エリアの周遊を開始できる。2か所目は湘南モノレール湘南江の島駅徒歩1分で、鎌倉駅経由で海沿いへ向かう需要に対し、藤沢方面からの移動需要を取り込む。

同社は、湘南・鎌倉エリアの混雑の主因を、鉄道駅起点の単一的な移動導線と徒歩圏に依存した観光行動による集中構造だと説明する。複数Hubからの出発やエリア横断的な移動を可能にし、起点・経路・滞在時間を分散させることで、人流の平準化を図る考えだ。観光需要の面的な広がりにもつなげるとしている。

サービス拡張により、藤沢から逗子まで海沿い約15kmをドライブして複数エリアを横断する利用、逗子Hubから葉山を散策して鎌倉東側を観光する利用、片瀬江ノ島から混雑を避けた左回りルートで鎌倉に入る観光ルートなどが確認されている。

eMoBiは「持続可能な移動の仕組みを作る」というビジョンを掲げ、観光と生活の双方に資するモビリティ基盤の構築を進める。今回の湘南全域への拡張を第一歩とし、今後はステーションの拡充やHub間での乗り捨て利用への対応を通じて回遊性向上に貢献する、としている。

《森脇稔》

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