日産自動車大学校は、5月16~17日に開催されるオートメッセin愛知2026に、日産愛知自動車大学校の学生が制作したカスタマイズカーを出展する。
同校によると、車両は自動車整備・カーボディーマスター科31期生の3年生が、板金など車体整備課程の研鑽として制作した。
学生は東京や神奈川での展示やSNSで多くの称賛を得た一方で、「地元である愛知の方々にも実物を見てほしい」との思いを強め、地元からの要望も受けて今回の出展が実現したという。
出展車両は『Re30 スカイラインシルエット』で、制作期間は2.5か月。コンセプトは「再び、あの時のスーパーシルエットを」。ベース車両には1980年代を代表する『スカイライン』(R30)の4ドアセダンを採用し、スーパーシルエットの迫力を、実用性を兼ね備えた4ドアで実現することを目指した。
車名の「Re」は、Reborn(復活/80年代の活気ある車)、Respect(尊敬・敬意)、Remake(私たちが作り直す)を意味する。リアルタイムでスーパーシルエットを知る50代、60代への懐かしい提案であると同時に、当時のモータースポーツのエネルギーを若い世代にも伝えたいという願いが込められている。
外装では、フロントバンパーに巨大なスポイラーを忠実に再現し、リヤフェンダーはスクエア形状のものを採用して大胆に拡幅した。ワイド化に伴うドア開閉の難しさについては、学生の技術で充分なクリアランスを確保し、スムーズな開閉を可能にして実用的な機能性を維持した。テールランプの位置もフェンダー拡幅に合わせて変更した。
内装は、当時を知る人には懐かしさ、若い世代には当時の雰囲気を味わってほしいとして、極力純正を活かした。フロアマットはシートのブルーが際立つよう、派手さを抑えつつデザイン性を加えた柄をオーダーメイドし、淵糸までこだわって制作したという。
ボディカラーは、スーパーシルエットへのリスペクトとして赤と黒をオマージュ。赤色部分にはラメを加え、派手さの中にも現代的な魅力を引き出したとしている。
日産自動車大学校は全国に5校(栃木・神奈川・愛知・京都・愛媛)を持つ自動車整備専門学校で、電気自動車からプレミアムスポーツカーまで日産自動車直系のメリットを活かし最先端の教育を行っている。




