不適切会計で経営危機のニデック、無断で設計変更など品質関連でも不正の疑い[新聞ウォッチ]

ニデック、無断で設計変更など品質関連でも不正の疑い(写真はイメージ)
ニデック、無断で設計変更など品質関連でも不正の疑い(写真はイメージ)全 2 枚

東京証券取引所から内部管理体制の改善を求める「特別注意銘柄」に指定されているモーター大手のニデック(旧日本電産)の不正問題は、不適切な会計ばかりではなく、製品の品質に関しても不正を繰り返していた疑いがあることがわかったという。

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きょうの日経が1面トップで「ニデック、品質不正疑い、顧客に無断で設計変更」とのタイトルで報じているほか、読売などの他紙も取り上げており、きょう13日にも外部の弁護士らによる調査委員会を立ち上げる模様だ。

記事によると、不正会計問題を受けて社内調査を進める中で、品質に関する問題も発覚。家電向けモーターや車載部品などで、顧客の承認を得ずに勝手に設計変更や検査データの改ざん、さらに生産地の不適切な表示など、品質に関する不正を繰り返していたとみられる。品質不正はニデック本体のほか、子会社のニデックテクノモータやニデックインスツルメンツでも問題が見つかったようで、品質関連の不正は1000件以上に及んでいるという。

ニデックでは不正会計問題の発覚を受けて昨年9月、第三者委員会を設置。ワンマン経営で知られる創業者の永守重信氏は今年2月までに代表取締役や名誉会長を辞任したほか、第三者委は従業員らにヒアリングし、3月に多数の不正を認定した調査報告書を公表したばかり。

報告書では永守氏による業績目標に対する「強いプレッシャー」などが明らかになったが、「品質不正も利益を最優先する企業風土が招いた可能性がある」(読売)とも指摘している。

2026年5月13日付

●日産・追浜従業員採用枠、いすゞ・IHIや取引企業(読売・6面)

●電機5社増益、AI好調、半導体高騰で不透明感(読売・6面)

●ガソリン税停止トランプ氏言及、価格抑制効果限定的か (東京・4面)

●ニデック、品質不正疑い、顧客に無断で設計変更、1000件超、調査委立ち上げへ (日経・1面)

●日本精工・NTN統合、来年、共同持ち株会社、軸受け世界首位に(日経・1面)

●マツダ、電動化投資2割削減、米の需要減に対応(日経・13面)

●いすゞ、UDトラックスを合併(日経・13面)

●非上場化の豊田織機「トヨタのラボ」狙う、配当収入なき経営へ(日経・15面)

《福田俊之》

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