トーヨータイヤがニュル24時間の最高峰SP9へ初挑戦! PROXESを鍛える“世界一過酷な24時間”が始まる

TOYO TIRES with Ring Racing
TOYO TIRES with Ring Racing全 19 枚

「世界一過酷なニュル24時間」で、PROXESはどこまで戦えるのか――。

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TOYO TIRES with Ring Racingは、満を持して最高峰SP9クラスへ本格参戦する。マシンは『メルセデスAMG GT3』。FIA GT3規定車両が集うSP9クラスは、ニュル24時間における事実上の総合優勝争いのカテゴリーであり、世界中のトップメーカー、トップドライバーが集結する最激戦区だ。

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この挑戦は単なる“参戦拡大”ではない。トーヨータイヤにとってニュルブルクリンクは、グローバル・フラッグシップタイヤブランド「PROXES」(プロクセス)を鍛え上げる“実戦開発の最前線”である。

 

高低差300m、荒れた路面、高速域から低速域まで入り混じる複雑なレイアウト。ニュルでは、タイヤに求められる性能も極めてシビアだ。絶対的なグリップ性能だけでなく、耐久性、温度変化への対応力、さらにはドライバーへ安心感を与えるコントロール性まで、すべてが問われる。

PROXES開発の到達点へ、最高峰のSP9クラスで世界に挑戦する#32

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その過酷な舞台で、今季すでに速さを見せているのが、中山雄一選手だ。ブランドアンバサダーとしてPROXES開発にも深く関わる中山選手は、今シーズンNLS(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)で最速ラップを記録するなど、#32『メルセデスAMG GT3』とPROXESタイヤのポテンシャルを確実に証明しつつある。特に高速セクションでの安定感や、ロングランでのタイヤ性能維持は大きな武器となっている。

もちろん、ニュル24時間は単純な速さだけでは勝てない。突然の雨や霧、夜間走行、多数の混走車両、そして長時間にわたる走行でのマシンへの高い負荷。あらゆるトラブルが待ち受けている。

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それでも、これまで7年間積み重ねてきた経験は大きい。2020年以降、NLS耐久シリーズやニュル24時間への継続参戦を通じて、トーヨータイヤは着実にノウハウを蓄積。2025年にはNLS耐久シリーズのSP-PROクラスで総合トップ10入りを果たすなど、着実にステップアップを遂げてきた。

まずは完走。そして、その先へ――。最高峰SP9クラスでの戦いは、PROXESブランドの新たな歴史を切り拓く挑戦となる。

前哨戦「ADAC 24h Qualifiers」優勝!念願のクラス優勝へ挑む#170

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今年、最も“結果”への期待が高まっている1台。それが#170『TOYOTA GR Supra GT4 EVO2』だ。SP10クラスに参戦する#170は、ジュリアーノ・アレジ選手、小高一斗選手、小山美姫選手に加え、新たに奥本隼士選手を迎えた4人体制でニュル24時間へ挑む。

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今季の#170は、とにかく勢いがある。4月に行われた前哨戦「ADAC 24h Qualifiers」では、4人が息の合った走りを披露し、2026年シーズン初のSP10クラス優勝を達成。ニュル24時間本番を前に、チーム状態の良さを強烈に印象づけた。

ジュリアーノ・アレジ選手のアグレッシブなアタック。
小高一斗選手の安定したレース運び。
小山美姫選手の粘り強さ。
そして新加入・奥本隼士選手のスピード。

4人それぞれの個性が高いレベルで噛み合い、チーム全体の完成度は大きく高まっている。

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さらに#170は、2024年のNLS耐久シリーズでSP10クラスチャンピオンを獲得した実績を持つ。速さ、経験、体制、そのどれを取っても隙はない。PROXESの専用レースタイヤは、耐摩耗性能とロングラン性能を高次元で両立。ニュル特有の荒れた路面にも対応しながら、高いグリップを長時間維持できる仕様へと熟成されている。

前哨戦での勝利によって、チームの士気は最高潮。速さもある。体制も整った。あとはニュル24時間をどう戦い抜くか――。悲願のクラス優勝へ向け、#170が“グリーンヘル”を駆け抜ける。

グランツーリスモ王者とドリフト界の豪華ドライバーが集結、初参戦の#520

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一方で、もう1台の挑戦にも大きな注目が集まる。それが、#520『TOYOTA GR Supra』だ。VT2-RWDクラスへ参戦する#520は、トーヨータイヤ社員ドライバーの宮園拓真選手を中心に、ドリフトを主戦場としてきたドライバーたちが、ニュル24時間へ初挑戦。#520は、今大会でも屈指の“異色チーム”と言える存在だ。

メンバーには、D1GPで長年活躍してきたトーヨータイヤのレジェンドでありブランドアンバサダーを務める川畑真人選手、さらにD1やFDJで活躍する松山北斗選手堀野仁選手が名を連ね4人体制だ。

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しかし、彼らにとって24時間耐久レースは未知の領域でもある。一瞬の鋭さが求められるドリフトとは異なり、耐久レースではマシンを壊さず、タイヤを労わりながら、長時間にわたって安定したラップを刻み続けなければならない。

それでも、長年ドリフト競技で磨いてきた高度なマシンコントロール技術は、ニュルでも大きな武器になるはずだ。特に宮園拓真選手は、ドライバーとしてだけでなく、トーヨータイヤ社員としてドリフトやニュルの最前線に深く関わってきた存在。現場で吸収したその経験値は、チームにとっても大きな強みとなるだろう。

#520にとって最大の目標は、まずニュル24時間を走り切ること。川畑真人選手、松山北斗選手、堀野仁選手、そして宮園拓真選手。4人が力を合わせ、“耐える戦い”に挑む。華やかなドリフトシーンとはまた違う、極限の耐久レース。彼らがニュルでどんなドラマを見せるのか、大きな期待が集まっている。

世界で注目を集めるニュル24時間、5月16日22時(日本時間)にスタート!

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トーヨータイヤにとって、ニュル24時間は単なるモータースポーツ活動ではない。世界最高峰の舞台でPROXESを鍛え、その性能を証明し、未来の市販タイヤ開発へ還元するための重要な戦いだ。

最高峰SP9クラスで挑戦を続ける中山雄一選手。SP10クラス優勝を狙うジュリアーノ・アレジ選手、小高一斗選手、小山美姫選手、奥本隼士選手の#170。そして完走へ挑む宮園拓真選手、川畑真人選手、松山北斗選手、堀野仁選手の#520。それぞれの想いを乗せた24時間の戦いが、いよいよ幕を開ける。

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2026年ニュル24時間は、5月16日、現地時間15時(日本時間22時)にスタート。今年は史上初めて現地観戦チケットが完売したことからも、世界中から注目を集める戦いとなっている。

レースの模様はYouTubeのニュル24時間公式チャンネルをはじめ、各種ライブ配信でも中継予定。世界最高峰の耐久レースで繰り広げられる、TOYO TIRES with Ring Racingの挑戦を見逃すな。

TOYO TIRES『PROXES』の製品ラインアップはこちら《取材協力:トーヨータイヤ》

《後藤竜甫》

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