キヤノンITソリューションズは、5月27日から29日に横浜、6月17日から19日に名古屋で開催される「人とくるまのテクノロジー展2026」、およびオンライン開催(5月19日~7月1日)に出展する。
キヤノンITSは複合機やデジタルカメラなどのキヤノン製品にとどまらず、車載機器・産業機器・医療機器など幅広い分野の組込みソフトウェア開発を手がけてきた。今回の展示では、車載システム開発の最新トレンドに対応した4テーマを紹介する。
■モデルベース開発(MBD)
シミュレーションを活用し、要件定義から実装・評価までを一貫して支援する手法だ。早期の課題検出や手戻り削減、品質向上を実現する。MILS・SILS・HILSなど各種シミュレーション構築や自動化による評価効率の向上にも対応する。
■次世代プラットフォーム(AUTOSAR AP/CP)
自動車のソフトウェア化が加速する中、SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)の基盤として重要性が増すAUTOSARに対応する。ソフトウェアスタックの再構築やアプリケーション開発・インテグレーション、ECU開発、ソフトウェアリプログラミングなどを支援する。
■データ利活用基盤
走行データをリアルタイムで収集・可視化・分析するための基盤を展示する。低遅延かつ欠損のないデータ伝送を実現し、車両データ(CAN)・アナログ信号・カメラ映像など多様なデータに対応する。クラウド連携(AWS対応)も備え、PoC用途から本格運用まで対応可能なスケーラブルな構成となっている。
■vehicleAPI×センシング
販売後の車両のソフトウェアをアップデートすることで機能を追加・変更できる取り組みを体験できるデモを実施する。3種類のアップデートをその場で選択でき、ライトの点灯方式の変更、LiDARによる周辺監視、カメラ映像を使った物体情報のタブレット表示といった機能の切り替わりを確認できる。
展示ブースでは各技術の特徴や導入効果をデモや事例を交えて紹介する。リアル開催の会場はパシフィコ横浜 ノース(ブース番号N89)とAichi Sky Expo・愛知県国際展示場(ブース番号74)。主催は公益社団法人自動車技術会だ。




