自動運転の「データの壁」に挑む、世界初フルHD合成データ生成モデル発表…米Helm.ai

「GenSim-3」および「VidGen-3」
「GenSim-3」および「VidGen-3」全 1 枚

米国カリフォルニア州に拠点を置くAIソフトウェアプロバイダーのヘルム・エーアイ(Helm.ai)は、ADAS(先進運転支援システム)・自動運転・ロボティクス向けの新世代AI合成データ生成モデル「GenSim-3」および「VidGen-3」の提供開始を発表した。

これらの次世代基盤モデルは、6台のカメラによる360度サラウンドビュー全体で、世界で初めてネイティブなフルHD(1920x1080)解像度を達成した。1タイムステップあたり計1200万画素の完全に同期された合成映像を描画することで、現在の生成世界モデルの最新ベンチマークの5倍にあたる画素密度を提供する。

自動運転業界では現在、現実世界での特殊な事例(エッジケース)の収集にかかるコストや時間が開発の障壁となる「データの壁(Data Wall)」が深刻な課題となっている。一般的な生成世界モデルはHD未満やVGAレベル(カメラ1台あたり約40万画素)の低解像度で動作するのが通常だ。

《森脇稔》

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