警報級大雨の台風6号、トヨタ国内13工場停止、スズキは静岡県内の全工場[新聞ウォッチ]

台風6号の影響で、自動車メーカー各社は工場の稼働停止など対応(写真はトヨタ自動車高岡工場)
台風6号の影響で、自動車メーカー各社は工場の稼働停止など対応(写真はトヨタ自動車高岡工場)全 1 枚

「季節外れ」というよりもシーズンを先取りしたような台風6号が日本列島を直撃、徳島県と和歌山県では線状降水帯が相次いで発生したほか、神奈川県でも「レベル4」の警報が発表されるなど、関東地方でも大雨による災害の危険度が急激に高まる恐れがあるようだ。

すでに、台風6号の影響で、羽田発着の空の便や、東京近郊の一部のJR特急や在来線の欠航や運休を決めており、このうち日航はきょう(6月3日)の羽田と各地を結ぶ便を中心に国内線や、成田発着を含む国際線の計300便以上を欠航。全日空も国内線と国際線で計280便以上が欠航。日航と全日空で合わせて8万人以上に影響するという。

さらに、自動車の生産にも影響が及んでいるようで、きょうの読売などによると、トヨタ自動車は、福岡県宮若市のトヨタ自動車九州の宮田工場を除く国内13工場で、3日午前中の稼働を停止。3日午後の稼働については状況をみながら判断するという。

このほか、スズキは静岡県内に5カ所ある国内すべての工場で3日の午前中の操業を止める。午後についても状況をみて最終的な判断を下すとしている。SUBARU(スバル)も台風の影響で一部の部品の納入が遅延するため群馬県太田市にある矢島工場の一部ラインを3日から停止。再開時期は未定だが、影響は限定的とみられる。

台風の予想進路にもよるが、トヨタやスズキが稼働停止を決めたのは「従業員の安全確保を優先するため」という。一方でホンダや日産自動車は「通常通り操業する予定」で、国内の自動車メーカーにも台風による稼働停止の判断に温度差がみられるようだ。 

2026年6月3日付

●台風きょう関東接近、宮崎初のレベル4警報(読売・1面)

●「蓄電池」戦略、EVから転換、シェア低下、AI向け主力に、政府改定(読売・9面)

●トヨタ台風で操業停止 (読売・9面)

●新型カローラ台数限定販売、トヨタ、27年に発売予定 (朝日・6面)

●永守氏の影響「経営になし」ニデック岸田社長が強調(毎日・7面)

●半導体世界市場89.9%増、26年予測、AI需要で過去最高(東京・3面)

●電池工場、簡易に組み立て、日立やリコーが新会社、コスト7割減 (日経・15面)

●市場が期待する銘柄、上振れ期待、トヨタ首位、今期純利益中東影響緩和の思惑(日経・16面)

《福田俊之》

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