犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛むとニュースになるという、お馴染みの例えばなしもあるが、トップを走り続けてきた売れ筋のホンダの軽自動車『N-BOX』が再び首位に返り咲いても、犬が人を噛んだていどのことなのかもしれない。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した5月の車名別国内新車販売台数では、ホンダの「N-BOX」が前年同月比2.1%増の1万3850台で、2か月ぶりの首位。2位は4月に首位だったスズキの軽『スペーシア』で、8.1%減の1万1189台だったという。
きょうの産経が「N-BOXが2カ月ぶり首位」と、わずか10行足らずの小さな記事で取り上げていたが、日経は視点をガラリとかえて「EVシェア最高3.5%、補助金効果で急増」が見出し。それによると、5月の国内新車販売のうち、乗用電気自動車(EV)は前年同月比2.5倍の9632台となり、新車販売に占めるシェアが3.5%と過去最高になったという。
ホンダのEV販売が2261台(前年同月は1台)で、5月に発売したEV『スーパーワン』が1736台と好調で、国のEV補助金で実質209万200円から購入できる手ごろさが支持されたようだ。もっとも、4月に中国から輸入して販売を始めたEV『インサイト』(本体価格550万円)は173台と振るわなかったようだ。
トヨタ自動車は2168台で、25年10月に一部改良したEV『bZ4X』が2036台で車名別EV販売では首位。日産自動車の『リーフ』は1422台、スバルが4月に発売した『トレイルシーカー』は230台だったという。
日経によると、中東危機による燃料価格上昇を受け、世界でEV販売が急増。「日本は補助金でガソリン価格が抑えられているが、EV購入時に最大130万円支給される政府のEV補助金の効果で販売が急増した」とも伝えている。
2026年6月5日付
●日産、英で受託生産検討、稼働率向上へ、中国大手と覚書締結 (読売・6面)
●自動運転へ快適さ競う、没入体験シート、アプリ空中操作(読売・6面)
●ホンダ執行役総報酬9.3億円、25年度15人計3割減 (朝日・7面)
●ホンダ系ディーラー下請法違反 (朝日・23面)
●新車販売N-BOXが2カ月ぶり首位(産経・10面)
●人手不足、ハンドル握らざるを得ない、高齢運転手重い負担、高い事故リスク(産経・29面)
●対日関税上限15%維持、USTR代表「日米合意守る」(日経・2面)
●マニラでモーターショー、燃料高で電動車拡充、比首位トヨタ、EV投入(日経・10面)
●BYD、世界6→11位、1~3月新車販売、中国の不振響く(日経・13面)
●EVシェア最高3.5%、5月の国内販売補助効果で急増(日経・13面)
●輸入車販売、5カ月連続マイナス (日経・13面)
●国内二輪出荷台数、5月31%減(日経・13面)
●スバルやデンソーと自動運転研究、チューリング(日経・13面)
●EVの蓄電池で電力取引、三菱自30年めど、日産も準備 (日経・15面)
●日産縛る高金利調達、利払い「新車開発2車分」 (日経・16面)




