ジムニーへ最強の刺客!? ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か

ダイハツ ラガー 次期型の予想CG
ダイハツ ラガー 次期型の予想CG全 5 枚

ダイハツが、かつて販売していたSUV、『ラガー』の復活プロジェクトを進めており、その発売時期が見えてきた。ワールドプレミアは2027年秋と予想される。価格は170万円から230万円ていどか。

【画像】ダイハツ ラガー 次期型の予想CG

◆認証試験不正問題により開発が遅延

初代ラガーは1984年、『タフト』の後継モデルとして登場した。ラダーフレームを採用する本格オフローダーとして人気を集めたが、1997年に生産を終了した。

後継モデルは当初、2024年にも発売されるとの観測があった。しかし2023年4月、国内向けおよび海外向け車両で衝突試験や排出ガス、燃費に関する不正が発覚したダイハツ工業の認証試験不正問題により、開発が停滞したとみられる。その後、開発は再び進展しており、2027年秋にもラガーの車名が復活する可能性が高まっている。

◆5ドアボディを採用

後継モデル最大の注目点は、スズキ『ジムニー』のようなラダーフレーム構造ではなく、ダイハツ独自の「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)」を採用するとみられることだ。DNGAは車体全体の剛性向上と軽量化とを両立する設計思想である。また、人気の高い5ドア「ジムニーノマド」に対抗するため、5ドア仕様となる可能性が高い。

ボディサイズは全長3395mm、全幅1475mm、ホイールベース2580mmとタフトと同等のサイズが予想される。いっぽうで全高は1730mmまで高められ、最低地上高も200mm(タフト比+10mm)となる見込みで、悪路走破性の向上が期待される。

ダイハツ ラガー 次期型の予想CGダイハツ ラガー 次期型の予想CG

◆シリーズハイブリッドシステム

パワートレインは、最高出力54psの自然吸気660cc直列3気筒エンジンと、最高出力64psの660cc直列3気筒ターボエンジンを設定すると予想される。トランスミッションには、『タント』にも採用されている「D-CVT」を組み合わせる可能性がある。

D-CVTは伝達効率を約8%向上させるとともに、変速比幅を従来の5.3から7.3へ拡大。力強い加速性能と高速巡航時の低燃費、静粛性の向上に貢献するとされる。

さらに注目されるのが、エンジンで発電し、その電力でモーターを駆動するシリーズハイブリッドシステム「E-SMART HYBRID(イースマート・ハイブリッド)」の採用だ。現時点で確定情報ではないものの、関係者の話から搭載の可能性が指摘されている。実現した場合、燃費は20km/L以上となる可能性があり、ジムニーに対する大きな差別化要素となりそうだ。

◆オフロード車らしい力強さを表現したデザイン

ダイハツ ラガー 次期型の予想CGダイハツ ラガー 次期型の予想CG

室内には9インチディスプレイを搭載し、スマートフォン連携機能やApple CarPlayに対応すると予想される。また、車両とスマートフォンを連携し、「つながる安心」と「快適・便利」を提供する「ダイハツコネクト」の採用も見込まれる。

予想CGでは、ボクシーで力強いクロスカントリーSUV風デザインを採用。シンプルな造形ながら、フロントおよびサイドは直線基調とし、オフロード車らしい力強さを表現している。ヘッドライトは3連LEDを中心に、上下へLEDデイタイムランニングライトを配置。アンダーガードやサイドステップも装備されている。

新型ラガーのワールドプレミアは2027年秋と予想される。価格は170万円から230万円ていどと、タフトより高価格帯になる見込みだが、ジムニーやジムニーノマドよりも手頃な価格設定となる可能性がある。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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