ナビタイムジャパンは6月17日、カーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」にて、高速道路の逆走多発地点での注意喚起機能の提供を開始した。
高速道路会社5社が公表している「重点対策箇所」のうち全国65箇所を対象に、地図上に「逆走注意ポイント」「誤進入注意ポイント」の吹き出しを表示するとともに、音声による注意喚起を行う。さらに、その地点の実際の道路構造を図案化した画像で、正しいルートをわかりやすく案内する。
高速道路での逆走は年間220件発生しており、そのうち事故となった件数は50件に上る(2024年、国土交通省資料より)。逆走をなくすことは交通事故削減の観点からも重要な課題であり、同社は逆走地点の分析と各地点の案内画像の新規開発を行った。
■逆走発生の4つのパターンと注意喚起
今回対応する逆走のパターンは4つだ。
高速道路の出口からの誤進入による逆走:入口に入るつもりが誤って出口に進入するパターン。音声と画像で注意喚起する。
一般道からの誤進入による逆走:意図せず高速道路に入り、一般道に戻ろうとして逆走が発生するパターン。右折・左折後に高速入口があることを音声で案内し、間違えやすい地点では画像も表示する。
インターチェンジ接続部の平面交差点での右左折ミスによる逆走:複雑な道路構造で判断に迷いやすい地点で、音声と画像で進むべき方向を案内する。
SA・PAからの逆走:サービスエリアやパーキングエリアから本線に戻る際に進行方向を見失うパターン。SA・PA内の概略図を表示し、音声で注意喚起する。
■分析対象と対応範囲
分析は、東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路、阪神高速道路、本州四国連絡高速道路の5社が公表する重点対策箇所、全国188箇所を対象とした。
逆走事案の開始要因の半数を占める「道間違い」に対し、既存のナビゲーション機能で対応していた3項目に加え、今回新たに4パターンの注意喚起機能を追加したことで、道間違いを要因とする逆走事案の約8割に対応できるようになるとしている。




