三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は6月17日、電気小型トラック『eキャンター』の改良新型の販売を全国の三菱ふそう販売会社および地域販売部門で開始した。
【画像】三菱ふそう『eキャンター』改良新型のクレーン専用シャシ
改良新型は車両の基本性能と商品性を高めるとともに、国内のEVトラックとして初めてクレーン架装に対応した「クレーン専用シャシ」を設定(2026年6月現在、MFTBC調べ)。建設業などの幅広いニーズに応えるラインナップを実現した。
■国内EV初、クレーン専用シャシを新規設定
三菱ふそう『eキャンター』改良新型のクレーン専用シャシ
クレーン専用シャシは、標準幅からワイド幅まで、総重量6t~8tクラスに対応。バッテリーサイズもSとMの各タイプでクレーン架装が可能だ。
2.9t吊りクレーンの架装に対応しており、都市部の建設現場やインフラ整備など、静粛性が求められる作業現場でのゼロエミッション化を後押しする。
■電動パーキングブレーキ(EPB)を標準装備
最新の国際基準(UN-R13改正)に適合した電動パーキングブレーキ(EPB)を標準装備した。イグニッションOFF時や、運転席のシートベルトを外してドアを開けた際など、一定の条件下でパーキングブレーキが自動で作動する。駐車時のブレーキかけ忘れを防ぎ、ドライバーの負担軽減と事故防止に貢献する。
■センターディスプレイ標準装備と新オプション機能
サイバーセキュリティ法規への対応も兼ね、ケンウッド製センターディスプレイを標準装備し、快適な操作環境を提供する。
また、新たなオプション機能として「キャブプレコンディショニング」を設定した。出発時刻に合わせて事前に冷暖房を作動させる機能で、充電ケーブル接続中に使用することで車両バッテリーの消費を抑えながら車内温度を整え、走行時の航続距離への影響を最小限に抑える。
MFTBCは改良新型eキャンターを通じ、カーボンニュートラル社会の実現に向けた商用車の電動化をさらに加速させるとしている。




