日産『キックス』や『エルグランド』新型などに、電動パワートレイン「X-in-1」採用…ジヤトコが開発

・ジヤトコの電動パワートレイン「X-in-1」が日産の複数モデルに採用された

・EV向けは「3-in-1」、e-POWER向けは「5-in-1」で部品の共用化・モジュール化を進める

・リーフ(北米)やキャシュカイ(欧州)、キックス(日本)などで採用が広がる

日産 キックス 新型
日産 キックス 新型全 9 枚

ジヤトコは6月24日、電動パワートレイン「X-in-1」が日産自動車の複数モデルに採用され、日本を含むグローバル展開が加速していると発表した。

【画像全9枚】

「X-in-1」は、モーター、インバーター、ギアボックスなどの主要駆動部品を共用化・モジュール化し、生産効率の向上と小型化・高剛性化による性能向上を両立する製品群だ。

EV向けは「3-in-1」、e-POWER向けは「5-in-1」を用意する。

■各モデルへの採用状況

・EV向け「3-in-1」

 新型「リーフ」(2025年、北米販売開始)

 日本を含むグローバル市場で展開する。

・e-POWER向け「5-in-1」

 「キャシュカイ」(2025年9月販売開始、欧州)

 新型「キックス」(2026年6月販売開始、日本)

 国内向けとして初の第3世代e-POWER搭載車。

 

日産 エルグランド 新型日産 エルグランド 新型

新型「エルグランド」(2026年夏販売開始予定、日本)

 新型「ローグ」(2026年後半販売開始予定、北米)

■製品の特長

3‑in‑13‑in‑1

・3-in-1

 モーター、発電機、インバーターを一体化したEV用ユニットで、小型・高剛性化と高効率化により静粛性や電費性能の向上に貢献する。

5‑in‑15‑in‑1

・5-in-1

 3-in-1に減速機・増速機を統合したユニットで、e-POWERシステムの性能向上と効率化に貢献する。

ジヤトコは、トランスミッションのモノづくりで培ったギア加工技術やトポロジー設計などのコアコンピタンスを活かし、電動車両の高効率・高性能化に貢献するとしている。

本社のある静岡県富士市で開発から生産までを一貫して行い、高品質とグローバル市場への安定供給を実現する方針だ。今後の採用拡大にも対応できる柔軟な設計を進めるとしている。

《森脇稔》

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