マセラティ『グレカーレ』改良新型、390馬力V6ターボ「ネットゥーノ」初搭載…EVは航続延長

・改良新型グレカーレに390hpのV6ネットゥーノエンジンが初搭載され、2000rpmでのトルクが2リッターエンジン比+32%を実現

・EVのフォルゴーレは最大航続距離580kmを維持しつつ、21インチホイール装着時に最大53km延長

・ラインアップは6種類に拡大し、マイルドハイブリッド・V6ガソリン・フルEVの3種類のパワートレインを設定

マセラティ『グレカーレ』改良新型
マセラティ『グレカーレ』改良新型全 5 枚

マセラティは、ラグジュアリーDセグメントSUV『グレカーレ』の改良新型を欧州で発表した。

【画像】マセラティ『グレカーレ』改良新型

グレカーレは2022年4月に初公開され、2023年から販売が開始されたモデルだ。今回の刷新では、外観・内装・パワートレインにわたって多岐にわたる改良が施されている。

■外観デザイン

マセラティ『グレカーレ』改良新型マセラティ『グレカーレ』改良新型

フロントバンパーとグリルが新設計となり、より低く水平方向を強調したフロントフェイシアを採用。「シャークノーズ」と呼ばれるアーキテクチャーがさらに強調され、ホイールアーチへの気流を整えるサイドエアカーテンを統合した。

ホイールは新デザインの20インチ「アステリア」と21インチ「クロノ」の2種類が追加され、フオリセリエプログラムから新色「グリジョ・ラミエラ・シャイニー」も設定された。

■インテリア

ステアリングホイールは、八角形ジオメトリーと6時位置スポークを採用。パンチングレザーまたはアルカンターラ仕上げで、「トロフェオ」グレードには標準装備となる。

新設計のデジタル時計はミネラルクリスタルダイアルとメタルベゼルを採用。PRNDセレクターは静電容量式ハプティック技術とリアルメタルボタン、バックライトを統合した。

本物の木材、カーボンファイバー、レザーなどの素材を多用し、質感を高めている。

ドライブモードはGT、オフロード、スポーツ、コルサ(トロフェオ専用)の4種類で、EVの「フォルゴーレ」にはマックスレンジモードが追加される。

ハイバリュー装備として、エアサスペンション、12.3インチウルトラHDディスプレイを備えたMIAシステム、再設定可能なヘッドアップディスプレイ、最大21スピーカー・1285Wのソナス・ファベール製オーディオシステム(EISAアワード受賞)を設定する。

■パワートレイン

マセラティ『グレカーレ』改良新型マセラティ『グレカーレ』改良新型

最大の注目は、390hpのV6ネットゥーノエンジンの初搭載だ。低回転域から豊かなトルクを発揮する専用キャリブレーションが施され、2000rpmでのトルクは2リッターエンジン比で+32%を実現している。

F1由来のプレチャンバー技術(マセラティ特許)を採用するV6ターボは、カテゴリー最高の比出力177hp/リッターを達成。トロフェオV6は0-100km/h加速3.8秒、最高速度285km/hを誇る。

ラインアップは6種類で構成される。

・グレカーレ/モデナ:250hpまたは300hp(グレカーレ)、330hp(モデナ)の4気筒マイルドハイブリッド

・グレカーレV6/モデナV6:390hpのV6ガソリン

・トロフェオV6:530hpのV6ガソリン

・フォルゴーレ:400Vテクノロジー採用の550hpフルEV

■フォルゴーレの航続距離改善

マセラティ『グレカーレ』改良新型マセラティ『グレカーレ』改良新型

EVモデルのグレカーレ・フォルゴーレは、最大航続距離580kmを維持しつつ、新採用のAGS(エア・グリル・シャッター)システムや空力改善、新エネルギー管理アルゴリズム、より効率的なタイヤにより、20インチホイール装着時に9km、21インチホイール装着時に最大53kmの航続距離延長を実現した。

また、全輪駆動の切り離しシステム「オールホイールドライブ・ディスコネクト」も引き続き搭載する。

《森脇稔》

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