ホイールだけでBMWの走りが激変! 純正とレイズ鍛造「G025」比較試乗の衝撃

ホイールだけでBMWの走りが激変! 純正とレイズ鍛造「G025」比較試乗の衝撃
ホイールだけでBMWの走りが激変! 純正とレイズ鍛造「G025」比較試乗の衝撃全 11 枚

高性能ホイールを購入前に実車で試し、その違いを体感できる機会は少ない。Osaka BMW 門真サービスセンターでは、レイズとのコラボによる純正ホイールとの比較試乗会を開催した。

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◆BMWディーラーで実現した純正ホイールとレイズ鍛造ホイールの比較試乗

BMW 門真サービスセンターBMW 門真サービスセンター

カーディーラーでは純正ホイール、または純正オプションを用いるのが一般的だ。しかしクルマ好きやスポーティな走りを求めるユーザーにとって、アフターマーケットホイールの魅力は大きい。そこで大阪府門真市にあるOsaka BMW 門真サービスセンターが実施したのが、純正ホイールとレイズ製鍛造ホイールの比較試乗会だ。イベントは7月11日と12日の2日間にわたって開催された。ディーラーという枠にとらわれず、アフターマーケットホイールの性能を実際の走行で確かめられる興味深い試みとなり、多くのBMWユーザーが来場した。

比較試乗を実施することになった経緯について、Osaka BMW 門真サービスセンターのアフターセールスマネージャーである松田 洋介さんに話を聞いた。

「当店ではサーキットイベントや店舗イベントを定期的に開催し、お客様に喜んでいただいてきました。そのひとつとして計画したのが、純正ホイールとアフターマーケットホイールの比較試乗です。他の拠点ですでに開催して好評だったため、今回はOsaka BMW 門真サービスセンターでも実施することになりました」

◆BMW 320d Mスポーツ2台でボルクレーシングG025を比較

比較試乗に使用されたBMW 320d Mスポーツ比較試乗に使用されたBMW 320d Mスポーツ

BMWディーラーとレイズのコラボレーションによって実現した今回の比較試乗。そこで選ばれたのが、レイズを代表する鍛造ホイールだ。取材に訪れた7月12日に装着されていたのは、ボルクレーシング「G025」の19×8.5J、インセット45。純正の18インチホイールから1インチアップし、鍛造製法による軽量性と高剛性が走りにどのような変化をもたらすのかを検証した。用意された車両は、同じ仕様のBMW『320d Mスポーツ』2台。一方には純正ホイール、もう一方にはレイズのG025を装着し、同じルートを乗り換えながら走ることで違いを体感する。

「当店のお客様にはレイズホイールのファンが多く、それも比較試乗を実施した理由のひとつです。実際に走ることで、ホイールによってどのような違いが生まれるのかを知ってもらえる良い比較試乗になったと思います」

◆一般道の試乗コースで乗り心地とハンドリングを検証

BMW 門真サービスセンター アフターセールスマネージャー 松田 洋介氏BMW 門真サービスセンター アフターセールスマネージャー 松田 洋介氏

比較試乗ではディーラー周辺の一般道に約30分のコースを設定。最初に純正ホイール装着車で走り、その後G025装着車に乗り換えて同じルートを走行する。試乗コースはホイールによる違いを感じやすく、渋滞の影響も受けにくいルートをスタッフが選び抜いたそうだ。

「走行コースは社内でいくつもの候補を挙げて検討し、その後は実際に走って確かめたうえで決定しました。取り入れたかったのは路面に凹凸や荒れがあるエリア、緩やかなカーブ、そして制限速度内である程度の速度を出せる区間です。当初はどの程度の差が出るのか少し心配でした。しかしルート確認のために何度も走ってみると明らかな違いを感じられたため、自信を持ってお客様に乗っていただくことができました」

試乗はユーザー自身がハンドルを握るスタイルで、助手席には商品説明に精通した専門スタッフ「BMWジーニアス」またはレイズのスタッフが同乗した。鍛造製法のメリットやG025の特徴、走行中に注目したいポイントなどの説明を受けながら、純正ホイールとの違いを確かめられる内容だ。取材当日は事前予約だけで7組が参加。当日の飛び入り参加もあり、実際の試乗人数はさらに増えたという。

◆BMWユーザーが感じた加速性能とハンドリングの違い

装着されていたのはRAYS VOLK RACING G025装着されていたのはRAYS VOLK RACING G025

比較試乗を終えたユーザーに、純正ホイールとレイズ製鍛造ホイールの違いについて話を聞いた。Y.Y.さんは普段、BMW『4シリーズ・グランクーペ』F36型に乗り、純正アルミホイールを使用している。今回の比較試乗に参加した理由を次のように話した。

「以前乗っていたクルマでは社外ホイールを使っていたため、ホイール交換にはずっと興味がありました。今の愛車もいつか交換したいと思っていたところ、比較試乗のお誘いがあったので体験してみることにしました」

実際に乗り比べると、特に加速時の違いが印象に残ったという。

「ボルクレーシングG025を履いたクルマは、純正ホイールと比べて加速の良さが印象的でした。アクセルを踏むとパッと前に出て、車体が軽くなったように感じます。試乗ではこの違いが最も顕著でした。緩やかなコーナーでは、ハンドル操作とクルマの動きが一致している感覚があり、ステアリングの応答性の良さも感じました」

比較試乗を通じて、ホイール交換への関心もさらに高まった。

「今回の比較試乗で、ハイパフォーマンスホイールの性能を実際に体感できたため、さらに興味が湧きました。ホイールは交換したいと思っていますが、できれば現在のタイヤをそのまま使い、ホイールだけを交換する方法を検討したいです」

◆インチアップしても乗り心地が向上したG025

純正が18インチに対してRAYS VOLK RACING G025は19インチ。1インチアップさせながら乗り心地が向上している純正が18インチに対してRAYS VOLK RACING G025は19インチ。1インチアップさせながら乗り心地が向上している

続いて話を聞いたのはBMW『X3』に乗るKOTAROUさん。現在は純正ホイールを使用している。

「クルマのカスタムには興味がありますが、今のクルマでホイールを交換することには少しハードルを感じていました。以前のクルマではホイールを交換していましたが、その当時はデザインを重視して選んでいたんです。現在はデザインだけでなく、走行性能を高められるホイールに興味があります。どのように走りが良くなるのかを体感してからカスタムしたいと思っていたので、今回の比較試乗はちょうど良い機会でした」

実際に乗り比べると、予想以上の違いを感じたという。

「一番の違いは乗り心地の良さでした。凹凸のある路面でも足まわりの収まりが良く、ガタガタしません。通常はインチアップすると乗り心地の面で不利になると思っていましたが、むしろレイズのホイールを履いた状態のほうが快適でした。自分で運転して特に分かりやすかったのが、ハンドル操作に対する応答性の良さです。当初はそれほど大きな違いがあるとは想像していませんでした。ホイールだけでここまで差が出ることに驚きました」

◆一般道でも体感できた鍛造ホイールの性能

走り出しの加速感、コーナでの安定した挙動など想像以上に分かりやすく差がハッキリと出ていた走り出しの加速感、コーナでの安定した挙動など想像以上に分かりやすく差がハッキリと出ていた

一般の来場者に交じって取材陣もBMWジーニアスの運転する車両に同乗し、ホイールの違いを体感した。ボルクレーシングG025装着車が走り出してすぐに感じられたのは、乗り心地の良さだった。路面から伝わるゴツゴツとした振動やノイズが少なく、足まわりが滑らかに動いていることを感じさせる。

純正ホイールより1インチ大きい19インチという、乗り心地の面では決して有利とはいえない条件ながら、明確な快適性を感じられた。鍛造ホイールの軽量化による、ばね下重量の低減も乗り味に影響していると考えられる。

発進時にはユーザーのコメントにもあった軽快さを感じられ、中間加速でも素早く速度が伸びていく。ステアリング操作に対して車体がスッと向きを変える感覚もあり、ハンドリングの応答性の良さを確認できた。同乗するだけでも違いが分かった今回の比較試乗。自らハンドルを握ったユーザーも、その変化を明確に感じていた。

ホイールの性能がクルマの走りに与える影響は決して小さくない。しかもサーキットのような特殊な環境ではなく、普段走る一般道でもメリットを体感できたことで、多くのBMWユーザーが鍛造ホイールの奥深さと魅力を知るイベントとなった。

《土田康弘》

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