BMWの新世代EV「ノイエ・クラッセ」第一弾、新型『iX3』日本発売…航続906kmで982万円から

・BMWの新世代EV「ノイエ・クラッセ」第一弾モデルとなる新型BMW iX3が982万円から販売開始。WLTCモードでの航続距離は906km。

・第6世代BMW eDriveを採用し、800Vアーキテクチャによる最大320kW急速充電に対応。15分の充電で最大約395km分の電力を補充できる。

・43.3インチの「BMWパノラミック・ビジョン」と17.9インチのセンター・ディスプレイで構成される革新的な「BMWパノラミックiDrive」をBMWモデルとして初採用。

BMW iX3 新型
BMW iX3 新型全 9 枚

ビー・エム・ダブリューは、新世代EV「ノイエ・クラッセ」の第一弾モデルとなる新型BMW『iX3』を、全国のBMW正規ディーラーにて発売した。価格は982万円から。納車は7月下旬以降を予定している。

【画像】BMW iX3 新型

新型BMW iX3は、プレミアム・コンパクト・セグメントのSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)であるBMW X3のラインアップに加わる電気自動車だ。前輪と後輪にそれぞれ電気モーターを持つ電動4輪駆動モデルで、WLTCモードでの一充電走行距離は906km(BMW iX3 50 xDrive)を実現している。

■第6世代「BMW eDrive」を採用

BMW iX3 新型BMW iX3 新型

新型BMW iX3には、BMWグループ最新の第6世代BMW eDrive(Gen6)が搭載されている。主な特徴は「新設計の高電圧バッテリー」「800Vアーキテクチャ」「進化した電動駆動ユニット」の3点だ。

高電圧バッテリーは「セル・トゥ・パック」設計を採用。直径46mm・高さ95mmの円筒形セルを直接パックに組み込むことで、効率向上・軽量化・冷却効率向上を実現し、バッテリー容量は109.1kWhを確保している。

800Vアーキテクチャにより、BMWグループの電気自動車として初となる最大320kW充電に対応。わずか15分の充電で最大約395km分の電力を補充でき、10%から80%までの充電は約26分で完了する。今後、海老名サービスエリアなどに設置予定の最大出力350kW(総出力400kW)の急速充電器を利用した場合は、15分で最大約420km分の充電が可能となる。

■外部給電機能にも対応

V2H(Vehicle to Home)機能により、対応する充放電設備を介して住宅への給電や停電時のバックアップ電源としての活用が可能だ。V2L(Vehicle to Load)機能では、外部給電器を介して電気機器への電力供給もできる。

■進化した電動駆動ユニット

BMW iX3 新型BMW iX3 新型

前輪にはBMWグループの電気自動車として初採用となる「誘導モーター」を、後輪にはレアアース不要の「巻き線界磁式同期モーター」を採用。通常走行時は前輪駆動を停止し、必要時のみ駆動することで効率を最大化している。後輪の巻き線界磁式同期モーターは界磁電流の調整により磁力を可変でき、正確な出力制御と航続距離の延長を実現している。

■革新的な「BMWパノラミックiDrive」を初採用

BMW iX3 新型BMW iX3 新型

BMWモデルとして初採用となる「BMWパノラミックiDrive」は、43.3インチの「BMWパノラミック・ビジョン」と17.9インチの「フリーカット・デザイン・コントロール・ディスプレイ」で構成される。

BMWパノラミック・ビジョンはフロントウィンドスクリーン下部の端から端まで約110cmにわたって設けられ、スピードメーターや充電状態、走行可能距離などを表示。従来のメーターパネルを廃止し、運転中の視線移動を最小限に抑える設計となっている。センター・ディスプレイはドライバー側に17.5度傾けられ、タッチ操作で車両のほぼ全機能を操作できる。

また、BMWモデルとして初採用の「BMW 3Dヘッドアップ・ディスプレイ」は奥行きのある表示が可能で、ナビゲーションのルート案内を実際の道路に重ねるように表示できる。

《森脇稔》

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