AI×IoTスマートホームプラットフォームを手がけるリンクジャパンは、自社開発のスマートホーム統合アプリ「HomeLink(ホームリンク)」の最新版Ver.22.0を公開した。
今回のアップデートにより、国内初となるテスラ車の状態確認・操作機能に対応した。HomeLinkのTOP画面には照明やエアコンなどの家電・住設機器と並んでテスラ車が表示され、家電と同じ操作感で車を扱えるようになった。
■主な新機能
テスラのEVをスマートホームアプリで操作可能に
対応する主な機能は、
・鍵の施錠・解錠:外出先からの施錠確認・操作に対応
・エアコン(A/C)のON/OFF:乗車前に車内の空調を起動可能
・航続可能距離の確認:TOP画面で残りの走行可能距離をひと目で確認
・詳細画面では、車内温度の確認と温度調整に対応
・テスラ車に標準搭載の大型モニタから、HomeLink対応の家電・住設機器の操作も可能、だ。
連日の猛暑のなか、乗車前にスマートフォンから車のエアコンを入れておくといった使い方が、家電操作と同じ画面から可能になる。
■「まだ誰もつないでいないもの」をつなぐ
リンクジャパンは、スマートホームという言葉が広く知られる前の2014年に、日本初のIoTスマートホーム専門企業として創業した。鍵、給湯器、照明、エアコン、カーテンなど、住宅内の機器をひとつずつ地道につないできた12年の歩みがある。
同社によると、生活動線の上では車は玄関と地続きの「もうひとつの部屋」であるにもかかわらず、アプリの世界では長らく住宅の外側に置かれていた。今回のテスラ車対応は、その境界線を取り除く取り組みと位置づけている。
開発にあたっては、テスラ車を専用の別画面に隔離するのではなく、照明やエアコンと同じ画面に並べることにこだわった。ユーザーから見れば「対応機器がひとつ増えた」だけに見えるこの統合こそ、12年間スマートホーム統合アプリを磨いてきたチームの設計思想の結晶だという。
■今後の展望
今回のアップデートにより、HomeLinkの対応範囲は住宅の壁を越え、車中にまで広がった。同社は今後、不動産デベロッパーや住宅事業者との連携を強化し、車・移動までを含めた「住宅・モビリティ横断のスマートライフ体験」を物件価値の新たな訴求軸として展開していく。




