ホンダが、高級ミニバン市場への本格再参入を視野に、『オデッセイ』に次ぐ新たなフラッグシップモデルを検討しているとの情報がある。かつて販売していた『エリシオン』の実質的な後継モデルとなる可能性があり、この情報にSNSでは、「エリシオン頼むわ」「え、エリシオン復活?」などファンが反応を見せている。
【画像】ホンダ エリシオン 後継モデルの予想CGと、中国のエリシオン
現在の国内高級ミニバン市場では、アルファードとヴェルファイアが高い人気を維持し、新型エルグランドの投入で競争はさらに激化する見通しだ。一方、ホンダの国内ラインアップでの最上級ミニバンは『オデッセイ』だが、低全高パッケージを特徴とする商品性は、後席の居住性やショーファーカーとしての利用を重視するアルファードなどとは異なる。そのため販売は低迷し、近く販売終了とも報じられている。法人需要やVIP送迎用途では依然としてLクラスミニバンの需要が大きく、高収益カテゴリーでもあることから、ホンダもこの市場を意識しているとみられる。
日本で販売されていたホンダ エリシオンとエリシオン プレステージ
そこで浮上しているのが、新たなフラッグシップミニバン計画だ。2004年に登場したエリシオンは、全長約4.9mのボディと低床・低重心設計を組み合わせた高級ミニバンとして支持されたが、市場環境の変化を受け、日本では2013年に販売を終了。大型化したオデッセイがその後を継いだ。なお、エリシオンの車名は中国で現在も使用されているため、日本向け新型には新たな車名が採用される可能性もある。
スクープ班が作成し公開した予想CGでは、全長5m級のボディにワンモーションフォルムを採用し、ブラックアウト処理を施したフロントフェイスや上下分割式ヘッドライト、大型エアインテークなどを備えた存在感のあるデザインが描かれている。
ホンダ エリシオン 後継ミニバンの予想CGパワートレインには、ホンダ最新世代の2モーター式「e:HEV」の搭載が有力視され、優れた燃費性能と静粛性により高級ミニバンに求められる快適性の向上が期待される。将来的にはPHEV仕様が追加される可能性もあるほか、安全装備には最新の「Honda SENSING 360+」を採用し、高速道路でのハンズオフ支援など先進運転支援機能を備えると予想される。
こうしたスクープ情報にX(旧Twitter)では、「HONDAさん エリシオン復活させましょうよ?!」「え、エリシオン復活?」「エリシオン復活か、、」「個人的には1代で終わったのが勿体ないと今でも思うHONDA車の1つ」「ホンダはエリシオン頼むわ」など、復活を望む声が寄せられている。
中国で現在販売されているホンダ・エリシオン価格帯は650万円前後から、上級グレードでは800万円近くになる見込みだ。現時点でホンダが新たな高級ミニバンの導入を正式発表した事実はないが、実現すればLクラスミニバン市場に新たな選択肢をもたらすことになりそうだ。




